Vol.188 12月 1分間、重曹水で口をゆすぐ
たったの1分で、誰もが“健脳”になれる!
とても簡単で、よく効く「1分間でできる“脳活”法」を紹介します。
今月の1分間“脳活”法
1分間、重曹水で口をゆすぐ
認知症と歯周病の関係
認知症リスクは糖尿病と関係している、というデータがあります。
糖尿病の原因は様々ですが、インシュリンの感受性を悪くする歯周病も、大きなリスク要因の1つ。歯周病の治療をすると糖尿病が改善する場合も多いので、口腔ケアは認知症予防にも重要なわけです。
そこで、手軽な口腔ケア方法としてオススメしたいのが、重曹(炭酸水素ナトリウム)を使った口ゆすぎです。
重曹は万能選手
重曹は、パンケーキや、屋台などで売られているカルメ焼きを作る時に膨らし粉として使ったり、胃腸を調えたり、掃除に使えば汚れがきれいにとれたりと、万能の働きを持っています。
この重曹を溶かした水で1分間、じっくり、ゆっくり口をゆすぎます。
口をよく動かすことは、口腔内の筋肉を通して、頭の筋肉強化にもつながり、さらに、歯周病予防にも効果的なので、まさに一石二鳥の健脳法なのです。
口の周りをマッサージすることも、とても効果的な口腔ケア。
歯茎がマッサージされることで、歯周病予防=認知症予防につながります。
口の周りをマッサージすると、血液の流れが促進されて、顔色もよくなります。元気なときには「顔色がいいねぇ」と言われるように、内臓の状態はそのまま顔の状態に反映されます。内臓の状態=顔の状態。口の周りのマッサージは、内臓も元気にしてくれますよ。
参考文献
「死ぬまでボケない 1分間“脳活”法」帯津良一・鳴海周平著(ワニ・プラス)