Vol.187 11月 1分間、ゆっくり、8方向を見る
たったの1分で、誰もが“健脳”になれる!
とても簡単で、よく効く「1分間でできる“脳活”法」を紹介します。
今月の1分間“脳活”法
1分間、ゆっくり、8方向を見る
目をよく動かす人は、ボケない!?
初めてのことに接する機会が多い赤ちゃんの頃や、何にでも好奇心旺盛になる子ども時代。いつも、キョロキョロと周りを見まわしながら、脳はその度、とても良い刺激を受けています。ところが、年齢を重ねるにつれて、目を動かす範囲は、だんだんと狭くなる傾向にあるようで、認知症を発症している人にいたっては、目をあまり動かさなくなってしまうのだそうです。
さまざまなことに興味を持って、視線を多くのものに向ける行為は、脳を健康に保つためにも、たいせつなことなんですね。
1分間、ゆっくり、8方向を見る
前述のように「認知症の人は、目をあまり動かさない」のであれば、「意識して、目を動かす」ことは、認知症の予防になる、といえるでしょう。ふだん動かすことがない方向へ視線を向けることも、脳にはよい刺激になります。また、ゆっくり動かすことで、自律神経のバランスも調います。
1分間「ゆっくり、8方向を見る」ことは、とても効果的な脳活法なのです。
参考文献
「死ぬまでボケない 1分間“脳活”法」帯津良一・鳴海周平著(ワニ・プラス)