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Vol.264 4月 よかった・ありがとう呼吸法


よかった・ありがとう呼吸法

日常で起こることについて、反射的に「よかった!」と思えたら、ずいぶんと氣持ちが楽になります。そのための秘訣が「よかった・ありがとう呼吸法」。
 最新刊『運のミカタ』の内容から一部抜粋してご紹介します。

明るい脳

 いまから20年ほど前に、脳波研究の第一人者である志賀一雅先生から「よかった・ありがとう呼吸法」を教えてもらったことがあります。

 夜、ベッドに入ったら
 息を吸いながら「よかった」
 息を吐きながら「ありがとう」

 この2つの言葉を思い浮かべて、それを繰り返すだけ、というとても簡単なものですが、この呼吸法を続けていると、どうやら「明るい脳」になるらしく、次のような効果を実感できるとのことでした。

・世の中が明るく感じられるようになる
・心配事があまり氣にならない
・よく眠れる
・疲れない
・なんでもおいしく食べられる
・希望が湧いてくる
・発想が豊かになる
・腰痛など慢性疾患の不調がなくなる

 「明るい脳」、 魅力的ですね。

条件反射で、運と仲良くなる

 こうしたことが起こるメカニズムについて、志賀先生は『神さまの周波数とシンクロする方法』(ビオ・マガジン)のなかで「パブロフの犬」の条件反射の事例と共に次のように述べています。

「つまり、ある刺激を与えると、ドーパミンが反射的にどんどん湧いてくるように、脳に学習させればいい。その刺激というのが、ここでは呼吸です。(中略)『よかった』『ありがとう』と思うことで、脳内のドーパミン作動系の神経回路が活性化するのです。これが息を吸う・吐くという行動と結びついていく」

 元氣で活発なときや氣分が明るいとき、脳内ではドーパミンというホルモンが活発に出ています。
 そのとき脳のA 10神経では「よかった」という「喜び」を感じ、その喜びを近くにあるA9神経が表現する(つまり、ありがとう)という構造になっているそうです。
 この「よかった」「ありがとう」という言葉と「呼吸」をセットにして「寝る前」という、潜在意識に働きかけやすいタイミングに習慣化してしまうんですね。
 すると、あら不思議!
 やがて条件反射が形成され、どんな状況でも、日常生活で大きく呼吸をするたびに、息を吸うだけで「よかった!」という喜びの氣持ちになり、息を吐けば「ありがとう!」という感謝の氣持ちになってしまうんです。
 
 条件反射によって、喜びや幸せのホルモンであるドーパミンが自然に出てしまう「明るい脳」になるというわけですね。
 ちなみに、脳の構造は「喜びを感じる回路(A10神経)➡喜びを表現する回路(A9神経)」という流れになっているので、「息を吸って~よかった」➡「息を吐いて~ありがとう」という順番がいいようです。
 こんなふうに「よかった・ありがとう」が習慣や口癖になることは、そのまま「運と仲良くなる」ことにつながります。
 明るい脳になって、運と仲良くなる「よかった・ありがとう呼吸法」。 お勧めです!
 

 

 

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