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【vol.80】ときめきの富士|朝日に輝く 十一月二十日 早朝 八ヶ岳富士見高原より  


rocky80
 
甲府盆地を覆っている雲海の上。

朝陽を待ちかねたススキが

一斉にカンタータを歌った。
 
冷え込む朝は空気が澄んで

光のコントラストが上がる。
 
心ときめく朝が来た。

感謝無限大


 

富士山が教えてくれた幸運の法則 その40

☆ 生きる原点

 アメリカの先住民族であるネイティブアメリカン。彼らは自然を愛し人を敬う事で知られています。

 ITで全てが動かされ、富める者と困窮する者の差は拡大し、真実は隠され、戦争は止まず、人の物を平気で盗む輩も増えました。

 国さえもあてにならず、素朴に生きる庶民の善意など通らないかの様な時代ですが、本来人の原点は愛と調和と感謝で生かされているのは不変のはずです。

 ともすればその原点を忘れそうになる現代、日々予想も出来ない事態が頻発していますが、これは自らを含め大多数の人が関心を持たなかった事、意識の外に置いて抵抗もせずに受け入れてしまった鏡の世界かも知れませんね。

☆ それが集合意識

 別名集団心理とも言います。自分には関係ない、国がそうしろと言うんだから、周りがそうだから、会社の方針だ、仕事の性格上受け入れるしかない、少数/反対意見はデマだ。興味の無い事には関心を持たず学ぶ事もしない…。

 それらが大多数になるとそんな環境が出来上がります。今の〇〇〇騒動はその典型です。集団心理を上手く使って為政者は人々を思い通りにする為に、異常な社会を作り出しました。

 政治のせいと言えば簡単ですが、原点は自分が疑問を持たずに信じて受け入れた事で、今の環境を自らが作ってしまったとも言えます。

 苦しんでいる人も増えています。生きづらいと思うそんな時、ネイティブ・アメリカンの生き方を参考にしては如何でしょうか。

 私自身を振り返ってみると出来ていない事が多く、素朴にそして自然と調和しながら生きている彼らの言葉にはハッとさせられます。
ここに紹介します。

☆ ネイティブ・アメリカンが大切にしている「二十のこと」

一 毎日祈るのは「本当の気持ち」を知るため。
二 自分の代わりはいない。だからこそ自らを知るべき。
三 答えは自分の中に在る。
四 正しくない人でも受け入れる。
五 誰だって間違いを犯す。
六 敬う心だけが間違いを正す事が出来る。
七 ゲストには最高のおもてなしを。
八 自然はコントロール出来ない。
九 地球は人間のものじゃない。だから奪わない。
十 人間だけでなく、すべての自然に敬意を払う。
十一 自分の思いを他人に強制しない。
十二 他人の言葉にはきちんと耳を傾ける。
十三 汚い言葉は口にしない。
十四 相手の心を傷つけない。
十五 ネガティブな考えは病のもと。
十六 何があっても本当のことを口にする。
十七 どんな時でも自分を裏切らない。
十八 知識は過去。 知恵は未来だ。
十九 子どもたちには未来への教育を大切にする。
二十 何を失うかではなく、何を与えられるか。

 如何ですか?

 一万五千年以上も続いた世界最古の文明は日本の縄文時代だそうですね。縄文は決して原始ではありません。人の意識が愛・調和・感謝だったから、争いの無い高度な精神文明時代が存在しました。

 ネイティブ・アメリカンにもそのスピリットは伝わっていました。彼らは白人に土地を奪われ、迫害され収奪された末に、ようやく小さな居留地を与えられました。

 この二十の大切なことの中には、騙す事や恨みや、自分だけの利益確保や争う事が書かれていません。その精神を受け入れる全世界の人に脈々と伝わっています。

☆ 意思ある善い集合意識

 理想は分かるけれど現実に生きて行く為には周りに合わせるしか無いじゃないか!それが集合意識です。主役は自分、視点を変えない限り今の環境を引きずります。

 変な世の中を作られてしまった(作ってしまった)けれど、これからは決して流されず自らの意思を貫き、人にも動物や植物にもそして地球の為に、いいと信じる事を淡々と進めて行く。あなたの周りにもそんな生き方をしている方がいませんか?

 その輪を集合意識として広げて行けば希望が出て来ますね。全ての世界・目の前に起きる事象は自らが作っています。

 私はときめきの富士を通じてその意識を広げています。

 

ときめきの富士 写真家 ロッキー田中

 現代に蘇った北斎と言われる〔ときめきの富士〕の写真家。生涯に99作、現在までに98作を発表した。幸運を呼ぶ富士山とされて、多くの人々と共に輝いている。全国に260店を展開するホテルの全ロビーに大きな作品が飾られている。検索はロッキー田中またはときめきの富士で。
 
 

 

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