【vol.78】鳴海周平の全国ぶらり旅|香川県・高松市編
旧国名は讃岐。47都道府県でいちばん面積が狭い香川県には、こんぴらさんで有名な琴平や現代アートで知られる瀬戸内の島々などの見所が満載です。
弘法大師生誕の地でもある讃岐地方で、今回は高松タウンを、いざ、ぶらり旅!
「うどんをすする音を聞かせると赤ちゃんが泣きやむ」というご当地CMの真相を探ることが今回の旅の目的ではありません。(本当に泣きやみます)
そう!目的がないのが「ぶらり旅」。まずは、駅前にある玉藻公園(高松城跡)へぶらりと立ち寄ってみました。
ふとお堀をみると、泳いでいたのは、なんと鯛!お堀が瀬戸内海とつながっているなんて、ロマンがあって夢みタイ。
1587年に豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒正親が築城したこの城は「日本三大水城」のひとつといわれているそうです。
高松タウンにある有名なもうひとつの公園が「栗林公園」。江戸時代に100年以上の歳月をかけて造られたという国の特別名勝です。
約75haにも及ぶ広大な園内には湖もあって、周遊船で貴族氣分に浸ることも可能。ショッピングやグルメスポットもあるので、ゆっくりと散策を楽しむことができます。
北湖を眺めながら食事ができる花園亭で、店員さんが声をかけてくれました。
「ここは朝粥も有名なんですよ。いっぱい、いかがですか?」
「…うどんで、お腹いっぱいです」