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【vol.75】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第39回


hosizawa75

鶏ゴボウのコク旨スープ 2人分

●ゴボウ・・・・・・・・・・細1/2本
●鶏モモ肉・・・・・・・・・・1/2枚
 ●ゴマ油・・・・・・・大さじ1杯
●長ネギ・・・・・・・・・・・・・・・1本
●ショウガ・・・・・・・・・・・・・1片
●干し椎茸・・・・・・・・・・・・・2枚
●水・・・・・・・・・・・カップ2杯強
●調味料
 ●オイスターソース、酒
 ・・・・・・・・・・・・・各大さじ1杯
 ●しょうゆ・・・・・小さじ1杯
 ●塩・・・・・・・・小さじ1/4杯
●粗みじん唐辛子・・・・・・・少々

①ゴボウは水を当てながら皮をこすり洗いし、すぐに水に浸け、斜め薄切りにしてから何度もすすぎ洗いしてアクを抜きます。鶏肉は薄切り、長ネギはたてに4等分して3㎝の長さに、ショウガは千切りにします。干し椎茸は沸騰させた分量のお湯に入れて戻して薄切りにします。

②鍋にゴマ油を熱してゴボウ、鶏肉、干し椎茸の順に炒めて、椎茸の戻し汁を入れます。

③沸騰したらアクを取ってゴボウが柔らかくなるまで煮ます。柔らかくなったら長ネギと調味料を加えて味を調えます。お好みで粗みじん唐辛子をあしらいます。

 


腸と共生する

 生きる為のエネルギーを体外から取り込み、体が利用できる形にまで消化、吸収する消化器官。開いて伸ばせば、テニスコートの1/4の面積に及びます。胃と大腸の間にあって、十二指腸、空腸、回腸の総称「小腸」です。
 食物から栄養分を吸収して必要な成分を創り出す、免疫細胞の半分を有し、不都合な物質を撲滅して体外へ排出するなど、体内環境を整備する要と言ってもいい臓器です。
 全長は6〜7mで、免疫力を大きく左右することも分っています。個人差はありますが1000種100兆個、1~1.5㎏もの腸内細菌が住んでいるそうです。
 様々な腸内細菌がバランスをとりながら、その環境を良い状態に保っていて、それがまるでお花畑の様に見えるところから「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。
 健康な腸は、病原体やウイルスに対抗する為の多くを司っていますが、昨今多い食事内容は悪玉菌の大好きな動物性タンパク質や油物、お菓子など。甘くて冷たい飲み物もたくさん入って来るので、悪玉菌は元氣一杯!途端に善悪どちらにもなれる菌達は悪玉菌になって、一緒に有害物質を作りだしてしまいます。すると、肌は荒れるし、太りやすくなるし、うつ病とも関係しているそうですよ。
 腸内の善玉菌を応援するために必要なのが、味噌に代表される発酵食品、野菜や海藻などの食物繊維、豆やキノコ、精製していない穀類など。良い食品を摂ったら、早めに体外へ出してあげることも大切です。
 食事のあとは最低4時間食物を入れないで休ませてあげること。そして、うんとお腹が空いてから食事をして、腸内細菌達と上手に共生できれば、私たちはいつでも腸元氣です!

 

プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」料理コーナーへの生出演は1991年の
番組開始から30年、7300回を達成。料理の内容とキャスターとのやり取りの
面白さが幅広い層から人気を集めている。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、
有吉弘行さん司会の「有吉反省会」や、zipのご当地有名人に出演を
果たすなど全国にも活躍の幅を広げる。
 2009年「東久邇宮文化褒賞」、翌年には「北海道食育推進優良活動表彰」
を受賞。
 2015年イタリア・ミラノでの食の世界万博において料理講師も務める。
 料理コーナーへの生出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 

 

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