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【vol.76】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第40回


hosizawa76

練りきな粉 作りやすい分量

●きな粉・・・・・・・・・・・・・50g
●黒ゴマ・・・・・・・・・大さじ3杯
●クルミ・・・・・・・・・・・・・30g
●ハチミツ・・・・・・・大さじ3杯

①黒ゴマは油が出る直前まで摺り、クルミはフライパンの弱い火でローストしてからみじん切りにし、ポリ袋できな粉と混ぜ合わせます。

② ①にハチミツを加えて、均一になる様良く練り混ぜます。

③ポリ袋で厚さ、大きさを整えます。ポリ袋を開き、食べ易い大きさに切り分け、お好みできな粉をふっていただきます。
 


脳と向き合う!

 脳は体重の約2%で、成人男性では1350g~1500g 、女性では1200g~1250g程度だそうです。
 歴史上の有名人では、ロシアの作家ツルゲーネフが2012g、ドイツの政治家ビスマルクは1807g なので、平均よりもかなり重いですね。では、頭が良いことで有名なアインシュタインはというと、1230gだそうです。重さですべてを判断することは出来ませんが、100年前までは脳の重い人は頭の良い人とされていたようです。
 体重に占める割合「脳化指数」というものがあります。
 ヒト0.89、イルカ0.64、チンパンジー0.3、カラス0.16、イヌ0.14、ネコ0.12だそうです。それぞれの種族の脳力が、いったいどう働いているのか知りたいのは私だけでしょうか。
 地球内の探検は、ほぼされてしまいましたが、人類未開の地は脳の中にまだまだ残っていそうです。
 では、どの様に考え、使ったら良いのか。
 勉強ももちろん必要ですが、脳の質を高めるのは、やはり体に入れる食事で決まります。
「ご飯を食べなくては頭は働かないよ」とは言われてきましたが、最近の研究で、それだけでは最高の能力を発揮出来ないことが分ってきました。
 ご飯は、車だと原動力であるガソリンとなりますが、エンジンを上手く動かすためにオイルが必要なように、神経伝達物質が正常に分泌されるために、青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、豆、ナッツに含まれている不飽和脂肪酸とタンパク質が細胞を元氣に保ってくれます。
 老けたり、認知症にならないために、すぐにでも脳にしてあげられる数少ないおこないでしょう。
 このご時世で、外に出ず、スマホに夢中になりすぎると、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの有効な物質が分泌されず、どんどん退化、縮小、老化をたどるとも言われていますので、スマホもほどほどに。
 朝に早起きして、小食にし、朝の散歩をしましょう!
 さまざまなひらめきや元氣もこういう時に出てくるものですね。
 

プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」料理コーナーへの生出演は1991年の
番組開始から30年、7300回を達成。料理の内容とキャスターとのやり取りの
面白さが幅広い層から人気を集めている。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、
有吉弘行さん司会の「有吉反省会」や、zipのご当地有名人に出演を
果たすなど全国にも活躍の幅を広げる。
 2009年「東久邇宮文化褒賞」、翌年には「北海道食育推進優良活動表彰」
を受賞。
 2015年イタリア・ミラノでの食の世界万博において料理講師も務める。
 料理コーナーへの生出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 

 

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