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【vol.71】鳴海周平の全国ぶらり旅|岐阜県・岐阜市編


burari71
 
 二十数年前、エヌ・ピュア創業の商品「蜂っ子」の原料となる蜂の子のことを学びに、岐阜県恵那市を訪ねたことがあります。(現地では「へぼ」と呼ばれています)その時に少しだけ立ち寄ったのが岐阜市でした。
 清流・長良川や伝統漁法の「鵜飼」、市内中心部にそびえ立つ金華山など、豊かな自然と歴史に彩られた岐阜市。桜咲く初春、想い出深い街を再び訪ねました。
 
 
 「岐阜」という地名は、中国の故事「周の文王が岐山から起こり、天下を定める」に至ったことから『岐』、孔子の生誕地「曲阜」から「太平と学問の地になるように」との願いを込めて『阜』の文字を用い、織田信長公が命名したとされています。(諸説あるようです)
 「この場所から天下を統一しよう! 」という想いが込められた地名なんですね。

 市内中心部にそびえ立つ標高329メートルの金華山頂にある岐阜城は、今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主役の長谷川博己さん演じる明智光秀公が仕えた本木雅弘さん演じる斎藤道三公の城として、またその後の主となる染谷将太さん演じる織田信長公の天下統一の拠点として登場する場所です。(俳優さんとダブルで書くとややこしいか…笑)

 「岐阜市には日本三大仏の一つがあるらしい…」
 岐阜城内で近くにいた人が話していたのを聞いて、さっそく金鳳山正法寺へ。
 38年という歳月をかけて、1832年に開眼供養が行なわれたという岐阜大仏は、漆泊を用いた乾漆仏としては日本一とのこと。俯き加減のせいか、下から見上げていると、なんだか優しく微笑んでいるようにも見えます。
 ちなみに、三大仏のあとの二仏は「奈良県東大寺の奈良の大仏」と「神奈川県鎌倉市高徳院の鎌倉大仏」。御二方とは以前お会いしているので、今回で三大仏全員と会えたことになりますが、それぞれ雰囲氣がまったく違っていて、みんなちがって、みんないい。(金子みすゞさん、お借りしました)

 王が仁のある政治を行なう時に現れるという聖なる獣・麒麟。昨今、大きく変わりつつある世界情勢の中で、NHK大河ドラマのタイトルとなった「麒麟」というテーマもまた、一つのシンクロを示しているように感じた岐阜の旅でした。

 
 

 

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