Vol.185 9月 1分間、耳をひっぱりながら「あいうべー」と言う
たったの1分で、誰もが“健脳”になれる!
とても簡単で、よく効く「1分間でできる“脳活”法」を紹介します。
今月の1分間“脳活”法
1分間、耳をひっぱりながら「あいうべー」と言う
耳は、生命力の源とつながっている
東洋医学で、耳は、発育や生殖、排泄に関係する「生命力の源とつながっている場所」。
なんと、365個以上のツボが密集しています。また、歳をとると、耳鳴りや難聴といった症状が出やすくなることから「年齢による変化があらわれやすい場所」でもあります。
つまり、耳をひっぱって適度に刺激することは、生命力の源にはたらきかけ、若々しさを保つ効果がある、ということになります。
耳をひっぱることが、脳に良い理由はもう1つ。
頭蓋骨は23個の骨が組み合わさってできていますが、日常生活で生じる微妙なズレが、耳をひっぱることで元の状態に戻る、と言われているのです。
頭蓋骨のバランスが調うと、全身のバランスも調いますから、体調もよくなって当然ですね。
耳をひっぱるだけでも、これだけの効果がありますが、さらに「口の動き」を加えることで、効果は一段と高まります。
99歳でモンブランの大滑降に成功したプロスキーヤーの三浦敬三さんは、口を大きく開けて舌を出す、という体操を毎日50回繰り返していたそうです。
耳をひっぱりながら、口を大きく動かす健康法で、健康・健脳を保ちましょう。
耳をひっぱりながらの「あいうべー」体操
参考文献
「死ぬまでボケない 1分間“脳活”法」帯津良一・鳴海周平著(ワニ・プラス)