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【vol.59】こころとからだの健幸タイム|ゲスト 山梨 浩利 さん~後編~


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 さまざまな実験などを通じて、目にはみえない「波動」の存在を証明している波動測定の第一人者・山梨浩利さん。私どもエヌ・ピュアも、2000年の創業以来、製品研究開発顧問としてたいへんお世話になっています。
  後編の今回は、毎日の生活で波動を高めるヒントや、陰陽のバランス、形の持つ波動などについて伺いました。

 

毎日の生活で「波動」を高める

鳴海周平(以下 鳴海)
 前回は、衣・食・住の「食」から波動を高める方法について伺いました。
「自然の摂理に適ったものは波動が高い」というのは、残りの「衣」と「住」にも当てはまりますか?

山梨浩利さん(以下、山梨)
 はい、衣も住も、食と同じく、自然に近いものほど波動は高くなります。
 「衣」だと、麻や綿、シルクなどの自然素材100%のものは、やはり波動が高く、からだに優しいですね。ただ、ポリエステルなどの化学繊維にも、耐久性が高い、シワになりにくく扱いやすい、といった良さがあるので、あまり神経質になり過ぎずに、配合の仕方や用途などによって、上手に使い分けたらよいのではないかと思います。
 「住」では、木材をふんだんに使ったり、炭を床下に敷いたり、自然由来の建材などにこだわったりした家がいいですね。昔ながらの畳(い草)と漆喰でできた和室も波動が高いです。

鳴海 「衣」と「食」については、その都度、気にかけることができますが、「住」に関しては、既に暮らしている環境を変えることが、なかなか難しい場合もありますね。

山梨 そういった場合は、高波動のものを部屋のあちらこちらに置く、という方法もあります。例えば、「炭」。森の中で、地中から様々な栄養素を吸収した木は、炭にすることによってその栄養素を凝縮させ、場のエネルギーを高める波動を発します。古くから神社や仏閣などの下に炭が敷き詰められてきたのは、炭の持つエネルギーを先人たちが体感していたからでしょう。さらに、炭は多孔質なので、湿度の調整や消臭、有害物質の吸着・分解といった働きもしてくれます。炭をたくさん置いた空間が、まるで森林浴をしているように快適な状態になるのは、炭の持つこうした作用によるものでしょう。

鳴海 部屋に炭を置くだけで、住空間の波動が高まって快適になる、というのは、簡単でいいですね。

自然界は、陰と陽のバランスで成り立っている

鳴海 自然に近いものほど波動が高く、私たちの心身を癒してくれる働きがある、というのは、「自分」という字が「自然の分身」と書くことからもわかります。先人たちは、自らの体験をこうして伝えてくれたのかもしれませんね。

山梨 先人たちから受け継がれた知恵の中には、自然界が「陰と陽のバランス」で成り立っている、ということもあります。
 陰と陽は、エネルギーの方向性、性質、情報などを示すもの、と考えるとわかりやすいかもしれません。ひとつの目安として、次のようにまとめられるかと思います。

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「食」にも、素材によって陰陽の性質がありますが、自然界が陰陽のバランスを保って運行されているように、健康のために大切なのは、どちらかに偏りすぎないこと。すなわち、「中庸」です。

鳴海 単体で食べた場合は、陰陽どちらかに偏った性質であったとしても、他の食材と組み合わせることによって、中庸化をはかることは可能ですよね。

山梨 そうなんです。例えば、チーズとトマトの関係。イタリア料理にはつきものの組み合わせですが、これはチーズが持つ陽性の害を、トマトの陰性がうまく中庸化しています。
 また、日本の伝統的な食材である刺身も、付け合わせとしてお馴染みの大根と一緒に食べることで中庸化がはかられていることがわかります。
 ちなみに、ワサビもホースラディッシュという呼び名があるように、大根の一種です。

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 陰性の大豆が、「発酵」によって中庸化され、味噌や醤油、納豆ができることも、先人たちが体験をとおして伝えてくれた貴重な食文化です。その地域に伝わる「食」には、自然の摂理に適った、波動を高める知恵が活かされていると言えるでしょうね。

形の持つ波動性

山梨 陰陽のバランスのように、自然界はさまざまな要素で形成されています。
 数字や形の規則性も、そうした要素の1つで、わかりやすい例が「黄金比」です。ピラミッドにも活かされているこの比率は、なんとも言えない「美しさ」を感じさせます。これはおそらく、脳の中の爬虫類脳と呼ばれる本能的な部分が記憶している「生命体としてのあるべき姿」を想い出しているからなのかもしれません。

鳴海 黄金比は、DNAの螺旋構造にもあらわれていますから、私たちの本能的な部分とつながっている可能性は高いでしょうね。

山梨 過去にいろいろな形の波動を測ってみたのですが、コントロール(もともと図形がない状態)と差がほとんどないものと、明らかに数値に変化があるものに分かれました。
 この数値は、形そのものが波動を持っているというよりも、その形を(本能的な爬虫類脳を含めた)脳が認識した時に、初めて波動性を持つ、ということを示しているのだと思います。
 五角形や五芒星には場を浄化する働きや、邪気を寄せ付けない結界の働き、六芒星には安定性や調和といった特徴が数値から読み取れますが、これは自然の摂理と、私たちの深層意識がつながっていて、形に対してなんらかの法則性を感じている証ではないかと思うんです。

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鳴海 特に、五芒星と六芒星に顕著な特徴があらわれていますね。

山梨 そこがとても興味深いところなんです。というのも、地球の地殻は、12個の五角形と20個の六角形で構成されたサッカーボール状になっていて、五角形だけでも、六角形だけでも球状にはならない。これが自然の摂理です。
 また、私たちのからだを構成しているDNAや性ホルモン、アミノ酸の基本構造も、五角形と六角形の組み合わせで成り立っています。
 つまり、地球と私たちのからだの基本構造は、見事に一致しているんです。

鳴海 形の波動数値は、自然の摂理と、私たちの潜在意識、先祖から受け継がれてきたDNAなどが、すべてがつながっていたことを示唆しているのかもしれませんね。

天地自然の摂理に適うことが、最高の波動ライフ

鳴海 波動についてまとめると、次のようになりますか。

 波動とは生命体を含めたすべての存在が持っている固有のエネルギーであり、波動数値とは、生体や細胞との「共鳴度合い」を示したもの。生体や細胞は自然の一部であることから、波動数値(共鳴度合い)は、自然の摂理に近いほど高くなり、自然の摂理から遠くなるほど低くなる。

山梨 自然の一部である私たち人間と、自然の摂理との調和度合いが、波動数値として表されるということです。
 自然界のバランスは普遍的で、循環、共存、共生、調和、一体化が、常に行われています。私たちが毎日の生活を健康で快適に過ごすヒントは、こうした自然の姿の中にあるのではないでしょうか。

鳴海 循環、共存、共生、調和、一体化。自然の一部である私たちにとって、もっとも身近なところにヒントがあったんですね。
 山梨先生には、引き続き、本誌(ぶんぶん通信)の「波動講座」で最新の情報などを教えていただきたいと思います。この度は貴重なお話をどうもありがとうございました。

 

山梨 浩利

1962年静岡県焼津市に生まれる
1985年中央大学理工学部工業化学科卒業。

大手食品会社で主に食品の研究開発に従事。数々の商品を世に送り出す。
サトルエネルギー学会、機器検討委員会などにも参画。その活躍は、広く海外にまで広がっている。

現在、山梨事務所を設立し、微生物、発酵、鉱物をテーマにした本物商品の研究や企画開発などを行っている。
(株)エヌ・ピュア研究開発顧問。

 

 

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