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Vol.146 06月 からだによい食べものの選び方


からだによい食べもの、ってどんなものでしょうか?
今回は「からだによい食べものの選び方」です。

からだは食べたものの結果

 からだは食べたもので出来ている、と考えると、現在の健康状態は「今まで食べたものが反映されている結果」ということになります。
 だから「体調がよくないな」と感じた時、すぐにお医者さんや薬に頼ろうとするのではなく「何か食事に問題はなかっただろうか?」と考えることが大切です。
 お医者さんや薬にすぐ頼ってしまうことは、からだの声を聴こうとせず、外に解決策を求めているようなもの。健康を考えるうえで、本当の根っこの部分を見つめる機会を逃してしまっていることになります。
 食べたものが健康状態に現れている、ということを、先ずはしっかりと認識してほしいと思います。
 

好きなものは薬である

 本来、私たちのからだは、その時に必要なものがすべてわかっています。
 つまり、からだの声を素直に聴くことが出来たら、食べたいものはすべて「からだによいもの」になるのです。
 劇作家の李笠翁が言った「好きなものは薬にあるべし」は、このことを表しているんですね。
 ところが、この「好き=美味しい」という感覚が、何らかの要因でわからなくなっていることがあります。
 例えば、長年の習慣や「からだによいもの」を頭(知識)で判断しようとすることなど。健康本を読んで、よけい迷ってしまう状態もそうですね(笑)。
「最近、からだの声が聴こえにくくなっているな」と感じたら、からだが本来の感性を取り戻すまで、次のような食生活を送ってみることをオススメします。

【食の基本的な考え方~石塚左玄の「食養」より】
・穀物を主食とする
・副食は動物性のものよりも植物性のものをメインに
・肉類は多食を避け、野菜と一緒に食べる
・昆布やワカメ、ひじきなどの海草類を摂り入れる
・食べものの陰陽バランスを考える
・住んでいる土地で採れた旬のものを食べる
 
 明治時代に石塚左玄という人が提唱した「食養」という考え方は、からだが本来の感性を取り戻すためにも、とても役立つと思います。
 日本人にはやはり日本の伝統食が合っている、ということですね。
 
「我々の先祖が何を食べてきたか」ということに想いを馳せてみると、暮らしている土地に合った産物が、長い年月をかけて私たちのからだをつくってきたことがわかります。
 先ずは、先祖から受け継がれた「食歴」を基に、住んでいる土地で採れた旬のものを食べて、からだが喜んでいることを実感してみましょう。
 本来備わっている「健康の感性」は、こうして取り戻していくことが出来るのです。
 
参考文献 「あなたに贈る食の玉手箱」星澤幸子・鳴海周平著・ワニ・プラス刊

 

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