【vol.88】鳴海周平の全国ぶらり旅|和歌山県・熊野三山編
「なるみん、熊野三山行ったことある?」
「熊野は、まだ行ったことないんだよね。出羽三山は、さんざん行ってるけど」
「そうなんだー、じゃ、今度行く?」
渾身のダジャレをさらっとかわされて、お誘いいただいた熊野三山。
もう、さんざん使われてきたであろうダジャレには、めっぽう厳しい、まーちゃん、ななちゃんとの熊野旅は、こうして始まったのであります。
熊野三山とは、「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」の三社のことで、それぞれ世界遺産「熊野古道」によって結ばれています。
「ここの鈴焼、ぜったい美味しいから食べてみて!」
「(味見中)……なに、これ!お、美味しすぎる!」
というやりとりから、その場で勝手に「なるミシュラン」の星を進呈させていただいた香梅堂さんは、創業150年を超える老舗のお菓子屋さん。なかでも「鈴焼」は一番人気の商品として連日長蛇の列ができるほどの人氣ぶりとのことで、この日も開店と同時に滑り込んだのでありました。
……と、今回もまたグルメリポートでスペースがなくなってしまったので、熊野三山については写真を見ながら、なんとなーく想像していただけましたら幸いです。