【vol.87】鳴海周平の全国ぶらり旅|オーストラリア・ウルル編
いつものように、なんとなーく思い立って訪れたオーストラリアのウルル(通称エアーズロック)。
点と点が線になり、やがて面へとつながっていく感覚は、パズルのピースがはまっていくようなイメージにも似ていて、そのたび僕は、ウルル〜と感涙にむせぶのでありますが、このたびもまた、流れのなかでのご縁を感じたウルルン滞在記となりました。
世界最大級の一枚岩で、先住民の聖地でもあるオーストラリアのウルル。
約5億年前の地殻変動で地層が隆起してできたという説や、大きな樹の跡だという説(どんだけ〜!)とか、諸説ありますが、どちらにせよ、エネルギー的にもスゴいところなので、どちらでもよろしいかと思います。
僕が訪ねた「秋分の日」は、日本語ツアーが開催されていない日ということで、十数年ぶりに乗る自転車での「サイクリングでウルル一周コース」をチョイス。
いざ、現地では、英語オンリーの説明で、どちらに行けばよいかもわからずにいましたが、親切なご夫妻から「ハーイ!トゥギャザー?」と声をかけていただき、なんとか無事ウルルを一周することができました。ルー大柴さんのおかげで「トゥギャザー」だけは知っていたのであります。
ご夫婦と一緒に休憩したいくつかの場所は、「聖地」とされているポイントであることが、あとでみたマップによって判明するわけですが、そうした場所で自然にからだを休めたくなるって、なんか面白いですよね。
翌日は日本語ツアーがあったので、そちらへ参加。前日の晴天とは打って変わり、雷と豪雨のなかでの散策となりましたが、なぜか、現地ガイドさんは朝から大興奮の様子。というのも、大雨のときにしかみられない現象があるらしく「皆さん、ラッキーですねぇ」と、たいへんご機嫌なのでありました。
結果、予想を大きく上まわる雷雨となりまして、ウルルから盛大に滝が流れ落ちてくる様子を、大興奮のガイドさんたちと一緒に見学することができました。
晴天下でのサイクリング一周と、雷と豪雨によって滝が流れるという稀有な姿をみせてくれたウルル。
まるで「陰と陽」を示しているかのようなこの現象を、迷探偵なるみんはどう解釈したのか…氣になる方は、アメーバブログ(アメブロ)で続きをどうぞ。