Vol.274 2月 運をミカタにしてくれる 「氣功の極意」
「運」をミカタにしてくれる「氣功の極意」とは?
最新刊『運のミカタ』から一部抜粋してご紹介します。
ことし も あすか
20代の頃に通っていた氣功の教室で「氣功の極意」なるものを教えてもらいました。
ことし も あすか
この言葉が、そのまま氣功の極意なのだそうです。
こ 〜 こだわらない
と 〜 とらわれない
し 〜 しばられない
も は、副助詞。
あ 〜 あかるく
す 〜 すなおに
か 〜 感謝して
日々起こるさまざまなできごとに、こだわらず、とらわれず、しばられずに、あかるく、すなおに、感謝していられたら、「運をミカタにしている」といえるのではないでしょうか。
としこさんの法則
この「氣功の極意」をお話会などでもよく紹介するのですが、そのままではオリジナリティがないので、僕は「としこさんの法則」と改名してお伝えしています。
と 〜 とらわれない
し 〜 しばられない
こ 〜 こだわらない
「ただ、並べ替えただけじゃないの?」というご意見もあるかと思いますが、そのようなことにも、とらわれない、こだわらない。
最後に、この「としこさん」にまつわる、ちょっと怖い話を紹介して終わりましょう。
ある日、社会人になったばかりの青年が、母親に自分の通帳を見せながら言いました。
(青年)「……母さん、なんだか氣味が悪いんだけどさ、最近、俺の通帳に知らない人から振り込みがあったんだよ。それも、25円……半年前にも、おなじくらいの金額が振り込まれて……。でさ、2回ともおなじ人なんだよね。
俺、なんか怖くて……この『としこ』って人、母さん知ってる?」
(母)「こ、これは……お、おまえ……利子(りし)って読むんだよ……」
こうして、青年はまたひとつ利口になったとさ。めでたし、めでたし。