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Vol.272 12月 明るいことばを発する人のまわりには、明るい人が集まる


 明るいことばを発する人のまわりには、明るい人が集まってきます。
 最新刊『運のミカタ』から一部抜粋してご紹介します。


 からだと、ことばと、こころはつながっています。
 ということは、ことばを明るくすると、からだとこころも明るくなる、ということです。

 医学博士の帯津良一先生によると、僕たちは皆、なんらかの「場」に身を置いていて、自然治癒力も「場」の影響を大きく受けているのだそうです。
 物理学においての「場」とは、ある空間に物理量が連続して分布するときの状態のことで、物理量が電氣なら「電場」、磁氣なら「磁場」となります。
 電場と磁場はお互いに関係し合って「電磁場」を形成し、現在の文明の基礎をつくっています。

 いっぽうで、僕たちはそれぞれ、家庭や学校、職場、地域といった「場」に身を置いている存在でもあります。
 もう少し範囲を広げると、それは、国家、自然、地球、宇宙といった「場」へとつながり、そういった「場」のなかを、常に移動しているのが「自分」ということになります。
 帯津先生は、こうした概念から「自然治癒力に到達する近道は、できるだけ自然治癒力が多い場に身を置くこと」と言っているわけです。

自然治癒力が多い場とは?

 では、「自然治癒力が多い場」とは、どこでしょうか?
 そこに身を置いているだけで、心身が、明るく、軽く、温かくなる「場」。
 からだと、ことばと、こころはつながっている、という法則から考えると、明るくて、軽くて、温かいことばが飛び交っている「場」に身を置くことが、自然治癒力への近道ということになります。

 では、「温かいことばが飛び交っている場」は、どこでしょう?
 おめでたいパーティ会場や、祝賀会なども楽しそうですが、いちばん手っ取り早いのは、自分自身が明るい言葉を発することによって、その場を明るくしてしまうことじゃないでしょうか。
 自分が身を置く「場」は、自分が発する「ことば」で創造できるんです。

 20年ほど前、先輩の社長さんから「会社を明るくする3つの行動」を教えてもらいました。

 ・社員さんより30分前に出社する
 ・毎朝トイレ掃除をする
 ・呼ばれたら、大きな声で「はい!」と返事をする

 じっさいにやってみると、ほんとうに周りが明るくみえてきました。
 とくに「はい!」と明るく返事をしたあとは、相手の声も明るくなって返ってきます。
 自然治癒力が多い職「場」のできあがりです。

 明るいことばを発する人の周りには、明るい人が集まる。
 これを「類は類を呼び、友は友を呼ぶ」法則と言います。
 略して「ルイルイの法則」。
 片方の腕を伸ばして、手のひらを相手に向けたまま、軽く上下に振りながらこの法則を唱えても、その場は明るくなりますよ。
(注:昭和歌謡に精通している「場」に限られます)

 

 

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