Vol.184 8月 就寝前の1分間、首の後ろをやさしくマッサージする
たったの1分で、誰もが“健脳”になれる!
とても簡単で、よく効く「1分間でできる“脳活”法」を紹介します。
今月の1分間“脳活”法
就寝前の1分間、首の後ろをやさしくマッサージする
質のよい睡眠が、脳を健康にする
脳神経外科専門医として、長年、脳機能回復に携わってきた築山節先生は、「よく物忘れをする、思考がうまく整理できない、という人は、睡眠不足である場合がよくある」と言います。これは、記憶の定着、思考の整理が、寝ている間に効率よく進められるためだそうです。
たしかに、寝る直前まで一生懸命考えても思い浮かばなかったことが、翌朝、目覚めとともに思いついていたり、寝ている間にいい案がひらめいて飛び起きたり、といった経験はよく聞くところですから、寝ている間に、脳が思考を整理してくれているのでしょう。
前回お伝えした「朝を生活の原点にする」ことと同じく、夜はぐっすりと「質のよい睡眠をとる」ことも、脳を健康に保つためには、とても大切なことなんですね。
今回は、睡眠の質を高める2つの方法を紹介します。
就寝時におこなう首のマッサージ
睡眠中は、自律神経の副交感神経が優位になっている状態。首は、この副交感神経の働きをコントロールする場所でもあるので、寝る前に、やさしく丁寧に首をマッサージすることで、自律神経を睡眠モードへと導くことができます。
寝ながらおこなう手当て呼吸法
昔から「手当て」と言われるように、手には癒しの効果があります。痛みや不快を感じる箇所へ自然に手を当てているのも、本能が手による癒しの効果を知っているからでしょう。寝ている間に、この「手当て」を活用すると、睡眠の質はさらによくなります。
手を置く場所は、胸の中央と、お腹(へその下あたり)。胸の中央にある胸腺と、お腹(腸)は、ともに免疫力の中心となる場所なので、睡眠の質を高めてくれるのです。
参考文献
「死ぬまでボケない 1分間“脳活”法」帯津良一・鳴海周平著(ワニ・プラス)