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Vol.226 2月 はちみつのはなし 〜 その1


はちみつのはなし 〜 その1

 甘くて美味しい「はちみつ」には、こころとからだにも素晴らしい健幸効果があるんです。

一生働いて、小さじ一杯?
   
 ミツバチが、花から花へと渡り飛んで、せっせと巣に運んだ花蜜。巣房では、また別のミツバチたちが、この花蜜の水分を羽ばたきによって飛ばし、濃縮・熟成されてようやく出来上がるのが「はちみつ」です。
 一匹のミツバチが一生をかけて集めることができるはちみつの量は「小さじ一杯」とも言われているので、両手いっぱいについたはちみつを舐めている熊のプーさんなんかは、ミツバチに足を向けて寝られないわけですが(笑)、はちみつに含まれている栄養素の豊富さとその健幸効果を知ったら、僕たちもきっとはちみつの虜になってしまいますよ。

場所や時代を超えて 伝えられてきた「はちみつ」の効果 

「はちみつを摂りなさい…容姿を美しくし、頭脳を明晰にし、身体を強くするために」(紀元前千年頃のインド最古の聖典『ヴェーダ』)
 
「はちみつを常食する養蜂家がたくさんいる村には、百歳を超える長寿の人がとても多い」(古代ローマの大博物学者プリニウスの著述)

「十二臓腑の病に宜しからずというものなし(身体のすべてに効く万能薬である、みたいな意味)」(明朝時代の中国の薬学書『本草綱目』)

 はちみつの健幸効果は、こんなに昔から伝えられていたんですね。かのクレオパトラも、美容のために愛用していたそうです。

はちみつを常備するのは、家にちょっとした薬局があるに等しい

   
 ビタミンやミネラル、酵素、抗酸化物質など、栄養素の宝庫とも呼ばれるはちみつ。毎日の生活に摂り入れることで、さまざまな健幸効果が期待できますよ。

〈寝る前にスプーン一杯〉 

 はちみつの特徴の1つは「細胞や粘膜の修復作用」があること。就寝前にいただくと、寝ている間にその日1日のメンテナンスをしてくれます。質の良い睡眠は、美容と健幸の秘訣です。

〈起きたらスプーン一杯〉 

 はちみつは、各種栄養素をからだに吸収されやすい形で含んでいる栄養の塊。やさしい甘さが口の中に広がるとともに、からだ中にエネルギーが行き渡っていきます。

〈日中の疲れたときにもスプーン一杯〉 

 はちみつの糖分はブドウ糖や果糖。そのため、消化器に負担をかけることなくスムーズに吸収されます。からだが必要とする栄養素も豊富に含む、まさに無敵の栄養剤なのです。

 甘くて美味しいはちみつをいただくとき、こころも自然に癒されています。
 先ずは、朝・昼・夜のはちみつから、こころとからだの健幸タイムを実感していただけたらと思います。
 
※ はちみつは自然そのままの食品ですので、一歳未満のお子様には与えないようご注意ください。
 

参考
『ひとさじのはちみつ』前田京子著(マガジンハウス)

 

 

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