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【vol.61】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第25回


hosizawa61

カレー煮込みうどん

カレー煮込みうどん 2人前
●茹でうどん・・・・・・・・・・・・・・・・・2玉
●ご飯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1膳
●豚もも薄切り肉・・・・・・・・・・・・150g
●しめじ・・・・・・・・・・・・・・・・・1パック
●ごぼう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
●水菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1株
●長ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
●油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
●水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カップ4杯
 カレー粉・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
 ウスターソース・・・・・・・大さじ1杯
 トマトケチャップ・・・・・大さじ1杯
 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1杯
 醤油・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯

1・ご飯を、すりこ木棒で潰して一口大に丸めます。

2・豚もも薄切り肉は大きめに切り、しめじはサッと洗って石づきを取り、小房に分けます。ごぼうはささがきにしてすぐ水に入れ、何度も水を替えてアク抜きします。水菜は長めに切り、長ねぎは3㎝のぶつ切りにします。

3・鍋に油を熱してごぼう、豚肉を色よく炒めて、分量の水と調味料を加え、アクを取りながら、軟らかくなるまで煮ます。

4・うどん、しめじ、長ねぎ、ご飯団子を入れて味をなじませ、水菜をのせていただきます。
 


咲き誇る才能 藤井聡太 四段の「カレー煮込みうどん」

 
 近年世界中で若者達の様々な分野での目覚ましい活躍を耳にします。そして日本文化でもある将棋に見事な光を放つ新星が現れました。藤井聡太四段です。
 2016年12月プロ初対局で加藤一二三棋士と最多年齢差62歳6ヶ月で対局し、110手で勝利。加藤棋士がもつ最年少記録を塗り替えました。加藤棋士が引退をした翌日、藤井四段が28連勝を果たすなど二人には因果を感じてしまいます。
 プロ入りし初年度を全勝したケースは、清野静男棋士の9勝0敗以来67年ぶりといいますから、その逸材ぶりが見て取れます。藤井フィーバーという騒ぎにもなりましたが、関係者やご家族の方々にとっては、どれほどお慶びか目に浮かびます。
 5歳にして祖父母に将棋の手ほどきを受け、将棋教室に通い始め、渡された480ぺージの説明書を1年で読破したといいます。それがまだ読み書きを教わる前だったとか。
 読書が趣味で、司馬遼太郎の本をよく読むのだそうです。勝利の時の会見で「実力からすると望外(ぼうがい)の結果」とか「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」など。聞いたこともない言葉で喜びを表現しました。一通りでない深い意味を持つ日本語を、若くして普段の会話に取り込めるとは凄い事ですね。語彙力は読書から培われるという事ですが、自分といったら本からいくつ取り入れられたかと思うとつくづく脳力差を感じます。
 賢者とはその実静かに代々その芽を育て、今の時を選んで一気にその花を咲かせ生まれてくるのでしょう。
 その溢れる才能と精神を支える体は、何を食べて作っているのでしょう。対局中には味噌煮込みうどんを注文する事が多いそうですが、すぐブドウ糖になり消化も良さそう。
 小学の頃から「名人をこす」「将棋の名人になる」と明言して頑張り、奥ゆかしくとも凛として清々しい藤井四段のさらなる発展を祈念し、頭と心を明晰にする「カレー煮込みうどん」を作らせて頂きました。
 
 

プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」料理コーナーへの生出演は27年目になり、2017年10月に6500回を達成。料理の内容とキャスターとのやり取りの面白さが幅広い層から人気を集めている。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、有吉弘行さん司会の「有吉反省会」や、zipのご当地有名人に出演を果たすなど全国にも活躍の幅を広げる。
 2009年「東久邇宮文化褒賞」、翌年には「北海道食育推進優良活動表彰」を受賞。
 2015年イタリア・ミラノでの食の世界万博において料理講師も務める。
 料理コーナーへの生出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 

 

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