【vol.48】ときめきの富士|登り桃の香り 5月 神奈川県松田町より
長い冬が過ぎるのを待ちかねた様に、
春の花が一斉に咲き誇る。
空は青く抜けて富士山がニコニコ笑っている。
春は始まり、開き、前に進み、輝く季節。
元気だよ!
ありがとう。
今日も心ときめく富士山と一緒に。
富士山が教えてくれた幸運の法則 その8
あ、ふじさんだ。の巻
日本人には富士山が大好きという思いがDNAにしっかり刻まれています。そして富士山が存在する意味を感じた時から変化が訪れます。気付いた人に幸運が訪れるのです。
富士山を見ると「あ、富士山だ!」と声に出します。ここに幸せのキーワードが隠れています。
第1回〈あ〉
阿吽のあ、天晴のあ、鮮やかのあ、何と言ってもありがとうのあですね。それを実践している素晴らしい人がいます。
友人のOさんは新潟県長岡市の不動産屋さん。ある会場でときめきの富士のポストカードをお求めになり「感謝無限大」のサインと共にお持ち帰りになりました。そして極めてユニークな事を始めました。
物件を探しに訪れた人に「どうぞ1枚お選び下さい」と差し上げました。「あ、富士山だ!嬉しい!いいんですか?」。お客様の反応が最高です。「感謝無限大」はパウチッコして一緒に差し上げました。
お店に来る人に見返りも代償も求めず差し上げ続けました。何十種類ものポストカードを広げても選べるのは1枚のみに限定しました。あれもこれもというのはエゴになってしまうから。
「えー、不動産屋さんなのに何で富士山なんですか」という人にはさっと引っ込めました。意味がないから。素直でないと上げたくありません。
だけど店の宣伝をしていると思われるのが嫌だから社名は入れませんでした。ただ純粋に「ときめきの富士を差し上げたい」という気持ちだけです。皆が「あー富士山だ!」と声を上げて喜ぶその反応を見るのが楽しみです。同業者にも積極的に差し上げました。
やがて「富士山の不動産屋さん」と街で評判になりました。ある時は他の店で契約しようとしていたお客さんが「ここで契約したい」と戻って来ました。また「ご免なさい。他の不動産屋さんで決めてしまいました。次は絶対ここにします。」とわざわざお客さんが言いに来てくれました。
不動産業界ではあり得ない事です。
宅建協会の会合でハプニング。何と同業者全員が自分のテーブルの上にポストカードと「感謝無限大」を置いていたのです。その日、全員の推薦で挨拶する事になってしまいました。人気者です。
昨年の春、作品「光輝」の中サイズをお求めになりました。そして暫くして嬉々満面のお電話を頂きました。 「ロッキーさん、やりましたよ!ポストカード3000人達成しました!」
しかも手持ちの数百件の不動産物件が完売になり売る物が無くなってしまったそうです。そして同業者がOさんに売って貰おう!といい物件を回してくれる事になりました。みんな大助かりです。
昨年末、再度物件完売になったそうです。そして1年後の4月1日、今年は「黄金の海」の中サイズのご注文を頂きました。物件を回してくれた同業者の方に贈るそうです。もう同業者まで彼の支援者になりました。
「この日を待っていました。3月31日まで周りで起きていた消費増税前の買い溜め狂騒図を見るのが嫌で、早く4月1日になるのが待ち遠しかったんです。」
サロンのスタッフ全員が感動しました。生き方が素晴らしいですね。ときめきの富士のファンの方に共通する爽やかさです。
O さんは「次は10000人を目指します」と宣言しました。
「あ、ふじさんだ」の「あ」には「上げる人が貰う人」の意味も含まれています。
ときめきの富士 写真家 ロッキー田中
誰も見た事のない「ときめきの富士」を生涯に99作世に出すオンリーワンの写真家。
離れた東京で富士山・空・雲・光の表情を読み、山が呼んでくれたら逢いに行く。
作品は浮世絵の様な構図、色、究極の美に満ち富士山のメッセージが写っているとされる。
『現代の北斎』とも称され、平成15年に文部科学大臣賞受賞。富士写真家連盟特別顧問・講師。
NPO富士山を世界遺産にする国民会議223フェロー。
人々との喜びの共感を生き甲斐とし、サロンには全国から訪れる人が絶えない。