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【vol.87】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第51回


hosizawa87

鮭のヨーグルトソース 2人分

●生鮭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2切れ
 ●塩、コショウ、酒・・・・・・・・・少々
 ●小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
 ●バター・・・・・・・・・・・大さじ1杯
 ●油・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
付け合わせ野菜
 ●ジャガイモ・・・・・・・・・・・小1個
 ●ブロッコリー・・・・・・・・1/5個
 ●塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
ヨーグルトソース
●ヨーグルト・・・・・・・・・・・200g
 ●ニンニクのすりおろし
  ・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2杯
 ●オリーブオイル・・・小さじ1杯
 ●レモン汁・・・・・・・・・小さじ1杯
 ●塩、コショウ・・・・・・・・・・・・適量
 ●パセリみじん切り
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯

① 鮭は塩コショウ、酒をしてしばらく置きます。ヨーグルトはザルにキッチンペーパーをしいてヨーグルトを入れて水切りします。ジャガイモは皮を剝いてスライサーで薄切りして並べ、ブロッコリーは塩を入れた湯で茹でて置きます。

② 鮭に小麦粉を振ってバターと油で焼き、返してからフライパンの端にジャガイモを置いて、両面きつね色になるように焼きます。

③ 水切りしたヨーグルトをボウルに入れ、ニンニクのすりおろし、オリーブオイル、レモン、塩コショウ、パセリのみじん切りを混ぜます。

④ 鮭とジャガイモ、ブロッコリーを盛り、鮭にたっぷりのソースを掛けて頂きます。

 

 鮭のムニエルは鮭の持ち味を最も活かした料理と言えます。バターだけでは焦げ安いので米油も使います。付け合わせのジャガイモも一緒に焼きましょう!
 ヨーグルトソースは作り易く、鮭をより美味しく感じさせてくれます。

 


星に願いを

 十数年前から、オーロラ観測写真家でプロジェクターを使った講演もしていらっしゃる方とご縁を頂いておりましたが、念願叶ってやっとオーロラを見てくることが出来ました。
 幼少の頃から空を見るのが好きで、暇さえあれば星を眺め大人になってもその思いは尽きず。宇宙飛行士若田光一氏に二度宇宙食を提供させて頂いたり、新星に『HOSHIZAWA』と名前を付けて頂いたりした程です。
 空に憧れたあの当時の少女の夢は、パイロットから星に、そしてオーロラへと代わり、60年経って叶ったのです。
 人生においてチャンスは突然現れて、そう何回も訪れるものではありません。今回の旅は、ひょんな会話の一言から、体力、資金、時間の条件がたまたま整ったタイミングで、まる
で私を試すかのように現れました。
 30年以上生出演してきたお料理番組の放送は、札幌テレビにお願いして金曜日担当の息子に一週間代わって貰う事で許されました。久しぶりの海外渡航でしたし、カナダへ単独で3回の乗り継ぎ、40キロの荷物を持っての渡航はドキドキものでしたが、無事到着できました。肝心のオーロラまではカナダのユーコン準州ホワイトホースから出発し、晴れた場所を探して、車で数千キロを移動してのオーロラ観測になりました。
 人の住んでいない北極海にほど近い所で、最高のオーロラに出会う事が出来ました。
 地上と空の間が少し明るくなって、天上に3本の大蛇の様な太い光が現れ、そこから緑や赤、ピンクの色を放ちながらオーロラがダンスを始めました。その迫力に目を離せませんが、首を思い切り上に向けなくてはいけないので、ふと「ソシアルダンスをしていて良かった!」等と、ここにも運命を感じてしまいました。右の方を見ている間に左の色や形が変わります。そしてだんだん静かになり、現れた反対の方角に降りて消えていきました。1時間半程でしたでしょうか、指の出る手袋を履いてスマホで写真を撮るものの、凍りそうで続きませんでしたが、観測写真家の最高のレンズに収まったオーロラは、あの時見た興奮と感動がそのまま一枚の写真に収まり、オフィスに飾られています。
 料理人としてもマイナス20度での調理は挑戦でした!少し置いておくと凍ってしまうので、かなり工夫が必要でした。
 今回のレシピは鮭を使ったものです。世界中で愛される鮭を美味しくて使い勝手もいい、覚えておきたいヨーグルトソースで仕上げました。
 

プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」料理コーナーへの生出演は1991年の
番組開始から34年、8000回を達成。料理の内容とキャスターとのやり取りの
面白さが幅広い層から人気を集めている。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、
有吉弘行さん司会の「有吉反省会」や、zipのご当地有名人に出演を
果たすなど全国にも活躍の幅を広げる。
 2009年「東久邇宮文化褒賞」、翌年には「北海道食育推進優良活動表彰」
を受賞。
 2015年イタリア・ミラノでの食の世界万博において料理講師も務める。
 料理コーナーへの生出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 

 

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