【vol.85】ときめきの富士|春はそこまで 1月16日 朝8時 三浦半島 秋谷浜より
ある朝、全てが調和した姿で待っていてくれた。
空の抜け、立石岩を朝陽が照らして輝かせる一瞬。
岸辺に寄せる波、それらが醸し出す春近しの雰囲気…。
春はそこまで。
毎日いろんな事があるけれど希望を持って今を生きよう!
富士山が教えてくれた幸運の法則 その45
◉木花開耶姫の心で!
「ロッキーさんはこれまでとはやり方を変えて、コノハナサクヤヒメの心をもっと人々に伝えるのがいいですよ」
毎月、お香の会を主催して下さる先生は目には見えない深い所を感じてポロッとおっしゃる事がある。
それが今の自分に足りない生き方のヒントなので忘れない様にしている。
木花開耶姫の心…とても気になった。しかし意味が分らない。ニニギノミコトの嫉妬心に怒り、潔癖を証明する為に火の中で海幸彦と山幸彦の二人の子を産んだ事は知っている。その場所が河口湖の産屋岬にある。
調べている内に木花開耶姫の真言・祝詞に辿り着いた。こんな事が書かれてあった(一部現代訳にしてあります)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
恐れ多くも尊き富士山の大神様。
清き心の誠を先とし 神代の詔を崇め
正に素直の元々に還りよりし
邪の末の詔を捨てて今、
神の道の妙なる技を祈願奉り
称えごとを奉るこの様を
今も行く先も大神の
広き篤き御霊の布由をかが降らしめ
世の守り 火の護りに
護り幸え給えと畏み畏み申す
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神道の祝詞なので意味が深くて理解は難しかったが、自分なりに理解して太字にした所が心に響いた。
真髄となる箇所は実にシンプルだ。
・清き心の誠を先とし
・素直の元々に還り
・邪(ヨコシマ)の末を捨てて神の道の妙なる技を
・広き篤き御霊の布由を
もしかしたらこの精神をもう一度思い返して、ときめきの富士を人々に広めて行く様にと、諭された気がして何度も何度も読み返した。
これまで様々な機会を通じてときめきの富士をお披露目して来た。各地で個展や大きな展覧会を計画し皆様にアピールする様に精を出して来た。行く先々で喜ばれた。
しかしここ数年は567騒動もあり人々が思う様に動けない事が多かった。会場に来て下さいと言うのは簡単だが、皆さんにも個々の事情があって個展の開催もままならなかった。
そこで動きを変えてみた。
「来て下さい」ではなく自ら皆さんの元に出向こう。個展は敷居が高いと感じる方も少なくないから、気軽な集まりやお話会の機会を使わせて頂いて、そこでミニ展示会と、ときめきのお話会をして行こう。
気付いて良かった。わざわざ時間を使って個展に来るのは難しい方も、大好きな富士山がここまで来てくれた!と喜んで下さって少しづつあちこちからお声がかかる様になった。
なので567騒動が収束した今は、私も力まずに活動の幅を広げる事が出来ている。二十人~五十人の集まりは皆さんとの距離が縮まってとても気持ちが良いし、売れる事を意識しないで、共鳴して喜んで頂く事を主体にしているので、返って良い結果になっている。
富士山のお陰、ご縁を賜った皆様のお陰、お香の先生のお陰、木花開耶姫のおかげだ。この動きの中から絆が深まり新しい世界に繋がる予感もある。
・清き心の誠を
・素直が元点
・喜んで頂く事が先
・あなたの健康と発展を信じています
ときめきの富士を天職に出来た事正に感謝無限大です。
ときめきの富士 写真家 ロッキー田中
現代に蘇った北斎と言われる写真家。生涯に99作の〔ときめきの富士〕を世に出す。幸運を呼ぶ富士山とされて、多くの人々と共に輝いている。検索はロッキー田中公式ホームページで。