Vol.285 1月 今年の抱負
さて、歳の始まりにあたって、どんな1年にしましょうか?
今年のキーワード
今年、僕が目標にしているキーワードは「まめ」。
漢字で書くと、忠実。
まじめによく働くことや、面倒がらずにてきぱき動くこと、からだが丈夫であることも「忠実」とのことで、今年の僕の生活スタイルは、ぜひこうありたいと願っているのであります。
まめであることは健幸的な効果もたくさんあります。「まめに動くことで、筋肉が衰えない」「面倒がらないことで、脳が活性化する」などといったことが「からだが丈夫である」という、忠実の定義にもつながっているのでしょう。
「豆」の効用
忠実に暮らすためには、食べものもたいせつです。
おなじ発音の「豆」は、忠実に動くためにも積極的に摂り入れたい食材。豆がからだによいことは、先人が漢字という形でも残してくれています。
頭 = 豆を食べると頭がよくなる
喜ぶ = 豆を食べるとからだが喜ぶ
豊か = 豆を食べるとこころが豊かになる
嬉しい = 豆を食べると嬉しくなる
登る = 豆を食べると山に登る体力がつく
厨 = 食事をつくるたいせつな場所
2006年にアメリカの健康情報誌『ヘルス』に掲載された「世界の5大健康食品」は、大豆(日本)、レンズ豆(インド)、キムチ(韓国)、ヨーグルト(ギリシャ)、オリーブ油(スペイン)。 豆が、2つも入っているんですね。
豆腐を食べる
豆を使った食品なかでも、いちばん身近なもののひとつが「豆腐」でしょう。
帯津三敬病院・名誉院長の帯津良一先生は、豆腐の効用について次のように述べています。
大豆製品のよさは、私のからだが証明しているのではないでしょうか。湯豆腐が好きで、もう50年以上も、ほぼ毎日食べています。数年前、ある月刊誌が「帯津先生はなぜこんなに元気なのか」という特集を組んで、私の全身をくまなく検査したことがあるんです。そうしたら、前立腺がまるで少年のように小さい、と言うんですね。前立腺は、加齢とともに肥大して、頻尿などの排尿障害を起こすんです。(中略)豆腐に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのような働きをするので、「ああ、これも湯豆腐のおかげだなぁ」と、すぐに納得した次第です。
『死ぬまでボケない1分間〝脳活〞法』(ワニ・プラス刊)
帯津良一・鳴海周平 著
江戸時代には『豆腐百珍』なる料理本が出版されていたことからも、豆腐がいかに健幸によい食べものとして重宝されていたかがわかります。
…あら? 抱負のつもりが、いつの間にか、豆腐になっていたことに、いま、氣づきましたが、時すでにおそし。スペースがもう残っていませんので、今年は熱い湯豆腐を、ほーふ、ほーふしながら食べて、忠実に過ごせる1年にしたいと思います。
今年も笑いの絶えない、ほうふ く絶倒の1年になりますようお祈り申し上げております。




















