【vol.60】鳴海周平の全国ぶらり旅|中国・河北省編
エヌ・ピュアの創業は、1999年に中国の友人から教えてもらった、ミツバチの子を使用した健康食品「蜂っ子」という製品から始まりました。
以来、気候や温度、花の状況やミツバチたちの健康状態などを確認するため、中国の河北省にある提携養蜂場を定期的に訪れています。
今回のぶらり旅は、提携養蜂場と、そこから車で4時間ほどのところにある中国の首都・北京市を訪ねました。
人口13億人強、国土面積約960万㎢(日本の26倍!)という広大な国・中華人民共和国。首都の北京市にある世界遺産・故宮博物院(紫禁城)も、部屋数なんと、8700室以上という驚きのスケールです。
この広大な故宮の全景を見渡せるのが、故宮の北側にある景山公園。
風水の考え方を取り入れた、高さ43メートルの人造の築山は、故宮を邪気から護ってくれているのだそうです。
明の時代(1406年)から、歴史上のさまざまな出来事の舞台となってきた故宮。
これからの世界の方向性を示す「ひな形」としても、たいせつな場所であることが実感できました。
エヌ・ピュアの原点とも言える健康食品「蜂っ子」の生まれ故郷は、河北省にある孫さんの養蜂場。1999年の創業時から、ずっとお世話になっています。
孫さんが、北京市や天津市といった近郊の都市から、数百kmも離れた山合いの養蜂場にこだわっているのは、ミツバチがとてもデリケートな生きものだから。大気が少しでも汚染されていたり、ほんの少しの農薬に触れただけでも、すぐに死んでしまうためです。
「ミツバチたちは、家族同然。元気に飛びまわれる環境で育ててあげるのは、当然のことです」
訪れるたびに、その雄大な自然環境と、孫さん一家の温かな人柄に癒される養蜂場。この地に広がる「癒しのエネルギー」を、「蜂っ子」を通して皆さまへお届けできることの喜びに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。