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【vol.52】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第16回


hosizawa52

豆腐とトマトの蜂蜜掛け

◎材料(3~4人分)
●木綿豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2丁
●トマト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小2個
●バジル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
●蜂蜜・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
●塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
●オリーブオイル・・・・・・・・・大さじ1杯

1・豆腐は形が崩れないようさらしに包み、少し時間をおいて水切りします。

2・水を切った豆腐は5mmの厚さに切り、トマトもヘタを取って5mmの厚さに輪切りします。

3・器に豆腐とトマトを交互に並べます。

4・上から蜂蜜、塩、オリーブオイルをまわしかけて頂きます。
 

五分づき米と雑穀のご飯

◎材料(3~4人分)
●五分づき米・・・・・・・・・・・・・・カップ1杯
●はと麦・きび・あわ他・・・・カップ1/4杯
●そば茶・・・・・・・・・・・・・・・・カップ1/4杯
●塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/3杯
●ドライパセリ・・・・・・・・・・・・大さじ2杯

1・米と雑穀をといで、水カップ1・1/2と塩を入れ、30分浸水して炊きます。

2・炊き上がったらドライパセリを加えて混ぜます。


世界の美女の食卓

 前号の「英雄の食卓」に続き、伝説になるほどの美女といわれた人々は、どのような食事をしてその美貌を保ったのかは大いに興味のあるところです。
 今回は、世界三大美女と、アメリカを代表するPOPミュージシャン・マドンナの食事にスポットを当ててみました。

小野小町(平安前期9世紀頃の女流歌人)
「花の色は 移りにけりな いたずらに
 我が身世にふる ながめせし間に」 
 
 古今和歌集にあり、百人一首でも有名な小野小町は、36歌仙のただ一人の女流歌人。絶世の美女として名高く、小町に恋をした深草少将に「一日も休まずに百夜通いをしたなら、あなたの胸に抱かれましょう」と「百日通い」を求め、少将が99日で過労のため命尽きるまで通わせたというのですから、たいした駆け引き上手だったのでしょう。
 全盛期のころに食べたものとしては、マグロ、ウナギ、カツオ、アワビ、ハマグリ、またコラーゲンの塊でもある熊の手を好んだそうです。こうした素材を美味しく作る料理人が居た、ということにもなるでしょうね。ウリやナシ、スモモや干し柿なども好物に挙げられていますから、肌に良いビタミン類もたくさん食べて、色白といわれた肌を保ったのでしょう。
 
楊貴妃(719〜756 中国・唐の時代の玄宗皇帝に寵愛された女冠)
『旧唐書』に「容姿豊艶にして、歌舞を良くし、音曲に通じ、智算は人に過ぐ」と有りますので、ぜひ一度会ってみたい衝動に駆られます。
 大好物のライチを、河南から都の長安まで、早馬で10日の道のりを運ばせて食べたとか…。カロチン、ミネラル、ビタミンCが豊富で浄血作用もあり、美容効果が高いのです。
 これを知ってから私も大好物になったのですが、効果のほどは…。 

クレオパトラ(BC70〜BC30 古代エジプトレマイオス朝最後の女王)
 お風呂、マッサージ、食事にこだわりを持ち、肉を食さず、一日3回体重を測り、運動を好み、太陽には当たらなかったとあります。
 そうした美への徹底ぶりは、現代セレブたちの先駆者だったのかもしれませんね。
 
 現在では、マドンナ(1958〜)でしょう。
 マルチなメガスターとして世界的活躍をし、子を産んでなお見事な体を維持しています。
 日本からマクロビオティックのシェフを雇い、全粒穀物、野菜、味噌、豆を組み合わせ、一日二食の食事でハードな生活をこなしています。

 皆さん食事を節制することで美しさを保つことに成功しているのですね。
 勇気を出して真剣に鏡と向き合い、今夜のレシピを考えたいものです。
 今回のレシピはマドンナのシェフ、西邨マユミ氏の献立からご紹介しました。
  


プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」の「奥様ここでもう一品」に出演して24年、毎日生出演して北海道の素材にこだわった簡単な料理を紹介。その数5000品を超える。
 料理の内容とキャスターとのやり取りの面白さが幅広い層に人気。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、日本テレビ「鉄腕ダッシュ」ではTOKIOの長瀬智也さんとの共演を果たすなど全国にも活動の幅を広げる。
 宇宙食開発も手がけ、2007年6月1日付で小惑星に星澤幸子の名が「Hoshizawa」として国際天文学連合に登録となる。
 料理コーナーへの出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 2009年11月3日「東久邇宮文化褒賞」受賞。
 

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