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Vol.141 01月 食品添加物が体に及ぼす影響について


 新年明けましておめでとうございます。
 「1年の計は元旦にあり」。お正月の健康的な生活リズムで、心身ともに
健康で元氣な1年にしましょう。今回と次回は「食品添加物」のお話です。

添加物がおよぼす影響

 「最近の遺体は傷みづらい」という話を聞いたことがあります。昔と比べて、お棺の中に入れるドライアイスの量が少なくて済むのだそうです。
 日本人が1日に摂取している合成添加物は平均約11g。1年間に換算すると約4kgという驚くべき摂取量の添加物が、この「傷みづらい遺体」の原因とも言われています。
 2013年現在、使用が認められている合成添加物は431品目。
 因果関係ははっきりしていないようですが、使用量や頻度、その時期などから考えても、ひどいアレルギーが増えてきたことと何らかの関係があるのではないかと思います。
 

加工食品50%で免疫系が反応

 アンチエイジングの研究などでも知られる白澤卓二先生は「加工食品の割合が50%を超えると、免疫系が何らかの反応(アレルギーなど)を示すことがわかっている」と述べています。
 添加物を加えて作る加工食品は、原料がもとと持っている自然界のバランスとかけ離れた食べものです。そんな不自然な食品の割合が半分を超えてしまうと、からだが「もうそれは食べないで!」と訴えかけてくる。そのサインが免疫系の反応であるアレルギーなどになって現れる、というわけです。
 人間も自然界の一部。自然界からかけ離れたものを食べることが、からだに何らかの影響を及ぼすのは当たり前のことなのかもしれません。

腐らない=いいこと?

 近場で採れた旬の食材を使った料理は、そのままだと通常は数日で傷んでしまいます。
昔の人たちは、食べきれない分を塩蔵や発酵などの技術で保存し、それはまたからだに良い食べものにもなりました。ところが、工業化された現代ではこうした手間を合成添加物で補っているところがとても多くなってしまいました。
 流通業者にとっては「腐らない」ほうが都合のよい食品なのでしょうが、腐らないということは微生物が生きられない環境ということでもあります。微生物が食べものと見なしていない不自然なものが食品として堂々と販売されている…。
これは、けっして好ましいことではありませんね。

免疫力は便の大きさに比例する

 免疫力の70%は腸で生成されていると言われています。その腸内環境を大きく左右している腸内細菌が、保存料などの合成添加物を嫌うことがわかってきました。
 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は「食品添加物を含む食品を頻繁に食べている人の糞便は、決まって少なく、貧弱です。人の糞便の半分は、腸内細菌やその死骸です。ウンチが小さいということは、腸内細菌の数が少なく、働きも悪いことを表しているのです。」と述べています。
 腸内環境の判断基準にもなる「便の量」が昔の人に比べて減っている背景には、腸内細菌が嫌う合成添加物の存在がある、ということですね。
 自然からかけ離れるほどに、私たちのからだは様々なサインを発してその危険性を教えてくれているのだと思います。

 
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