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【vol.26】お客様訪問|経済評論家・作家 荒 和雄先生


 「銀行マンの掟」や「崩壊メインバンク」「挑戦」など、150冊以上の著書をもつベストセラー作家であり、テレビや経済誌などで経済評論家としても活躍している荒和雄先生には、2002年から「蜂っ子」をご愛飲頂いています。
 今回のお客様訪問は、荒先生から特別に寄稿して頂きました「ハワイアンクルーズの想い出」を、ご紹介いたします。

特別企画
私の健康と元気の素「蜂っ子」を飲んでハワイアンクルーズ〜船上での出会いの中で日米交流〜

 三月三日から十一日迄九日間初めてハワイアンクルーズに参加した。ハワイにはこれまで七回程観光に出掛けているが今回は豪華客船「プライド・オブ・アメリカ」に乗船してのゆとりの旅立ちであった。年末から年始、そして二月末まで、百五十二冊目に当たる著作「銀行もうかってます」(集英社新書九月十四日刊行予定)を執筆。旅立ち二日前に担当者に原稿を手渡した後のあわただしい出発であった。

 今回ハワイアンクルーズへの旅を思い立ったのは、
・元気なうちに夫婦でゆったりとし た海外旅行を楽しみたい。
・船上での連泊で移動の手間が省け、 その分ゆったりと旅が出来る
・新たなる船上の出会い
・そして日頃講演などに家を空け る機会が多い日々の妻への感謝の 気持等からであった。

出発までのスケジュールは全く妻に委せっぱなし。私にとっては、久し振りのリラックスしたビジネス抜きの旅であった。

 クルージングのスケジュールは、ホノルル(オアフ島)を夜八時に出航、ヒロ(ハワイ島)、カフルイ(マウイ島)連泊、コナ(ハワイ島)、メウイリウイリ(カウアイ島)、ホノルル(オアフ島)であった。

 乗船したプライド・オブ・アメリカは二〇〇五年七月就航、全長二八一メートル、乗組員数八〇〇名、乗客定員二一四四人、総トン数八一〇〇〇トンの文字通りの豪華客船であった。船内にはレストラン八ヶ所、ラウンジアンドバー十ヶ所、三つのプールや劇場、映画館、図書館、ジム、スパなどの施設を整えた洋上の旅と思わぬ機能が整っていた。

 しかし、船旅の醍醐味は、こうした施設を各人思い思いに自由に楽しむゆとりある時間をついやす他に思わぬ人に人と人との出会いにある。

 船上での生活にようやく慣れ始めた四日目に船長歓迎の記念写真撮影会があり、船長に日本から持参した、私の健康と元気の素である「蜂っ子」と、私の百五十冊目の著作「挑戦」をプレゼントした。

 「グットヘルシィ」と「蜂っ子」の素晴らしさを英語で説明する私に対して、船長はサイン入りの著作共々このプレゼントを快く受け入れてくれた。

 「蜂っ子」を毎日二つずつ飲んで五年近く、私が七十歳の古稀を迎えた今日、全国各地の講演活動に出掛け、また執筆活動を続けられるのも、健康あっての人生と改めて感謝。船長と固く握手をし、今後の活躍と健康とをお互いに語り合った。

 クルージングの楽しみは、毎日各部屋に配られる日本語新聞によって、その日や翌日の観光を主体としたオプショナル・ツアーや各種のイベントの案内が行われることだ。

 観光をしたければ、下船してもよし、多少疲れていれば、船上でのプールで島々を眺めながら泳ぐのも良い。また、旅の疲れをとるためスパに入って体をほぐすのもよい。すべて自分の意志で、体調に合わせて行動出来るのが、長いクルージングの楽しみの仕方だ。

 また、店内での買い物や会食などには、船内通貨と思える一枚のカードを乗船時にクレジットカードやパスポートを提出して作成。乗船中は、すべてこのカード一枚で事足りるという便利さがある。

 「日本の方ですか?少し日本語で話をしたいのですが。」

 五日目の夜、レストランから日本人の観光客共々ほろ酔い気分で出てきたところを突然若い美しい女性に声を掛けられた。

 「ええ、どうぞ。」

 彼女が英語と日本語を交えながら話した内容は次の通りであった。

 交換留学生制度で、大坂のある大学で国際経済学を勉強中。週二回は近くで幼稚園児などに日本語を教えていると云う。わずか四、五分の会話で意気投合した二人は、再会を約し、私は持参のアジアの経済の統合、アジアの共通通貨「アジア版ユーロ通貨」創設を内容とした経済小説をプレゼントとして手渡した。このプレゼントに応じるかのように翌日メインレストランに夫妻共々招待された。聞けば三人姉妹と両親の年一〜二回の家族の集いにこの客船でのいこいを求めて来たと云う。両親は米国の政府関係の高官。気持ちよく娘への本などのプレゼントに報いようと招待をしてくれたのだ。

 話は日米経済談義から始まりハリウッドの映画、孫の話までにわたった。またお互い健康に気を遣う年齢であることから、私の健康と元気の源である「蜂っ子」を紹介し、たいへん興味を持っていただいた。こうした話題を肴にして、赤と白のワインのボトルを二つあけるまで心地よく最後の夜を共に楽しめた。

 「出会いこそ人生のすべて」とは思いつつも、その出会いには、個々のパーソナリティと積極性が大事なことを痛感した。

 クルージングそのものもゆったりとした旅が出来て楽しかったものの、船上でのゆたかな時間の中の出会い。これこそが至福のひとときをえたと思える。この若い日本への留学生が未だ東京や横浜を訪れたことがないという事を聞き、両親や姉妹の前で食事の招待のお礼にわが家への招待を申し入れた。両親も彼女達も大喜びである。船上での出会いの続きは、まだこれからも続く。これも船旅ならではの楽しみであると共に、「蜂っ子」に支えられての健康で旅行できることの幸せと身にしみた。

今回のハワイアンクルーズの旅は文字通り私の人生のキーワードである「感謝・感動・感性(出会いへの積極性の魅力)」の旅であった。

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