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【vol.15】お客様訪問|北海道新十津川町・廣田幸雄さん


 北海道新十津川町で農業を営んでいらっしゃる廣田幸雄さん。肥料や水の投与を極力減らすことで、植物が本来もっている生命力を発揮させ、糖分や栄養分がたっぷり入った農作物を生産するという「永田農法」の第一人者でもある廣田さんに、元気の秘密をお伺いしました。

「農業を始めてもう60年になるけどね。おかげ様でこうして元気に毎日畑に出てますよ。」

 今年で73歳になるという廣田幸雄さんは、13歳の時に出身地である大阪から、家族と共に北海道に移り住んできました。終戦間もないこの頃は、その日の食べ物にも事欠く有様で、何とか食べるものだけでも自給したい、という強い想いから北海道への移住と、農業への従事を決めたそうです。

「本当に食べるものがなくってねえ。靴も何もなかったから、寒い日でも薄い氷の中に素足を入れて農作業をしなくちゃならなかった。でも不思議と慣れちゃうんだね。しばらくすると何とも感じなくなっちゃう。辛かったけど、いろいろな思い出もありますよ。」

 現在、廣田ファームで栽培している野菜は、永田農法という栽培方法を取り入れています。糖度が高く、とても美味しいと評判になり、全国から注文が絶えません。廣田さんの野菜の評判は高く、その味はNHK「きょうの料理」などにも掲載されているほどです。

「終戦後、農業も近代化を進める必要があったのかね。なるべく手間ひまをかけない、効率第一主義の農業が盛んになってしまったんですよ。でも本来は手間ひまをかけてあげなくちゃいけない。そして、農作物が本来もっている力を最大限に引き出してあげるために、水や肥料は極力やらないんです。もちろんタイミングがとてもたいせつなんだけどね。全国の皆さんから「廣田さんの野菜はどうして美味しいんだろう」っていわれるんだけど、僕は戦後間もない頃からの農業をやり続けているだけなんです。」

 こうして家族ぐるみで美味しい野菜づくりに励んできた廣田さんですが、平成13年に50年以上連れ添った奥様に先立たれてしまい、すっかり気力をなくしてしまったそうです。

「本当にショックでした。葬儀疲れも重なったのか、体調を崩しましてね。帯状疱疹になってしまったんです。お医者さんに診てもらって大分回復したんですが、気力がまったくわかない。そんな時にお医者さんがすすめてくれたのがナルミさんの『蜂っ子』だったんです。とりあえず飲んでみよう、というくらいの気持ちで飲み始めたんだけど、2〜3日したら、あれっ、なんでこんなに元気になったんだろう、って不思議な気がするくらいになっちゃったんです。」

 それまでは、何もする気がなくて冬の雪かきもまったく手につかなかった廣田さんが、ほんの数日で元気に雪かきを始めたことに、息子さん夫婦もとても驚いたそうです。

「父さんが元気になってくれたことが何より嬉しいんですよ。何せすっかり気力がなくなっていた状態でしたから。『蜂っ子』は、私たち家族をまた明るくしてくれたんです。」

 息子さんの康吉さんも嬉しそうに教えてくれました。

「よく、顔に何かつけてるのかい、って聞かれるんですよ。肌がスベスベで、光ってるっていうんだね。いつも『蜂っ子』のおかげだよ、って言ってますよ。

腕の毛も白髪だったんだけど、だんだんと黒くなってきてるしね。何だか若返ってる感じだね。」

 美味しい野菜を買いにくる人や、作り方の教えを請いにくる人、マスコミの取材関係者など、様々な人達が訪れる廣田ファームでは、今日も家族揃っての農作業が行なわれていました。

 これからもますますお元気で、美味しい野菜を作り続けてくださることを願っています。

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