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【vol.62】はせくらみゆきの「おひさまだより」VOL.26


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「Tender Time」

窓辺に咲く花

窓辺に揺れている小さな花
ひらり ひらりと揺れている
さわると 散りそうなたおやかな花を
精一杯に 咲かせながら
でもやっぱり 散ることなく
いのちのひとひら 咲かせている

なんと 健気なのだろう
なんと 真摯なのだろう
置かれた場所で咲くことの
ひたむきさゆえの 生き方を
静かに 凛と教えてくれる 小さき花よ

呼吸を合わせて 感じてごらん
目をつぶって 触れてごらん
柔らかいびろうどのような 花びらの
その奥に眠る 神性と
我のいのちが 交差する

窓をひらいて 風を入れる
話しかけながら 花に水をやる
日差しが きゅんきゅん入ってくる

さあ、 今日も一日、
楽しく笑って 過ごしてみよう。
 


 
 一昨年の秋、「プラーナライフサミット」という大きなイベントを大阪でやりました。その時に、「人間の本質は光であり、愛である」という真・人間宣言というのを宣言させていただきました。宣言をしてくださったのは、秋山佳胤弁護士と、稲葉耶季元裁判官です。
 実は1月中旬に、その稲葉先生が光に戻られたとのことを知り、びっくりいたしました。けれどもさらに驚いたのは、「死という新しい誕生に際して、しんみりなんて変! お祝いにしてほしい」というご本人の希望で、近親者だけが集まったお葬式は、遺言により皆、白の衣装です。そして花々の香りに包まれながら、なんとも華やいだ門出となったとのこと。
 その天晴れな旅立ち方に、あらためて人間の精神の誇りと拡がりについて、想いを馳せました。稲葉先生、たくさんの希望と光をありがとうございました!

プロフィール

はせくら みゆき(画家・作家・アートセラピスト)
画家、作家、教育家。芸術や科学、経済まで、ジャンルに囚われない幅広い活動からミラクルアーティストと呼ばれる。とりわけ詩情あふれる絵画は、日本を代表する美術家の一人として、国内はもとより世界の美術シーンで活躍中。2017年には芸術文化活動における「国際平和褒章」を受賞。主な著書に『宇宙とあっさりつながる最強のワークブック』(かんき出版)、『小食・不食・快食の時代へ』鳴海周平氏と共著(ワニプラス新書)他多数。一般社団法人あけのうた雅楽振興会代表理事。オフィシャルHP/http://www.hasekura-miyuki.com
 
 

 

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