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【vol.46】ときめきの富士|春来たりて 4月24日 富士吉田市富士見孝徳公園


rocky46

富士吉田市から見る富士山は秀麗だ。
長い冬を過ぎて時が来れば
一斉に歌声が聞こえる様に咲き誇る。

私が立っている背後の石段を上れば
地元の人に大切に祭られてきた小さな祠がある。

この日は荒れた天気が回復する最高の日。
素晴らしかった。
空は抜ける様に澄んで晴れ渡り山里の春満開だ。

今年の「ときめきの富士」カレンダーの春の頁を
この桜が飾っている。

山の春 富士の白雪 心も爛漫 感謝無限大 


富士山が教えてくれた幸運の法則 その6

人にやさしく春の風

・人は厳しい環境の中にいると、なかなか気持ちのゆとりが持てないものだ。
 無理も無い。最初は出来るだけ心を大きくにこにこする自分でいようとしても、経済や健康や人間関係や進学や就職や紛争や災害の復興等、人によって様々な事が好転して行かないといつしか心が荒む。

・山麓で学んだ事が有る。
 夜中から朝までエンジンをかけて車中で待機している人が少なくない。これを上から注意する人がいるが、大抵は膨れっ面をされて渋々アイドリングを停めてくれる。中には開き直る人もいる。これをスムーズに行うやり方が有る。

・春風になる事だ。
 厳しい冬を経て氷が解け、水が温む頃春の風が吹き渡る。それは待ちかねていた爽やかな季節の到来を告げる。心も明るくなるし、ささやかな希望が芽生える。だから爽やかな風になろう。注意ではなく協力をお願いすると大抵は受け入れてくれるし、「あ、どうもすみません」という返事がもらえるものだ。

・仮設住宅の被災者の気持ちの荒れをニュースで知った。
 夫から妻、子供への暴言や暴力が増えているという。生活環境の改善がなく将来に期待が持てず、狭い空間の中でハケ口は立場の弱い妻や子供に押し寄せる。

・周りに当たっても何も解決しない。
 やったことは形を変えて自分に還って来る。荒れた心は外に出て人に会った時の言動に出る。周りはそれを敏感に感じるから避ける。環境がもっと狭まる。辛くても労りと思いやりがなければ共に生きられない。だから文句ではなく難しくとも挫けずに、希望を持って視点を変えて欲しい。 声かけて粘り強く話し合って。

・富士山の姿に自分を照らしてみる。
 その姿には3つの意味がある。すっくと天に伸びた雪の峰は志を現し、裾野を伸ばした左右対称の姿は調和を現し、形全体は常に意識され人から見られる自分であろうとする姿であると思う。それを無言で日本人に示している。だから象徴なのだ。

・富士山は裾野が無くては成り立たない。 日本にあるが地層は地球全体に繋がっている。地球全体が富士山だという事も出来る。これを人間に当てはめてみる。志高く生きるには全周囲から自分が成り立っている事を忘れるわけにはいかない。志はお陰様で成り立つ。

・この仕事を天職として続けている。
 心にいつも富士山が在る。未熟な私だがお陰様と志と、人から見られる自分の生き方を忘れない様に心がけている。しかし心がけていたつもりだった私も、冷静さを失って感情的になりそうな事態を呼ぶ事が有る。それはやってから気付く。
 特にこちらが正しいと思っている時程、周りが見えず暴走して相手の反発を呼ぶものだ。指摘されてはっと気付くが、注意してくれた人が高飛車で感情的な時は、反発する自分がいるのが分かる。それも大きく呑み込んで、喜んで受け入れて行ける自分になろう。
 それを富士山が教えてくれる。

・心に富士山を描く事を薦めたい。
 部屋に富士山が在る事でいつも目に入る。ときめきの富士を飾ってからいつしか和やかになった、良く話をする様になったと人々が言ってくれる。写真家冥利に尽きる。

・富士山の話をすると盛り上がる。
 山梨県、静岡県には地元の方の長期入院患者が極めて少ない。いつしか大難が中難に、中難が小難にそして無難に。それは日本人ならこそのDNAと言える。人々の心に響くときめきの富士をこれからも世に出して行く天職に感謝無限大。
感謝無限大 

ときめきの富士 写真家 ロッキー田中

 誰も見た事のない「ときめきの富士」を生涯に99作世に出すオンリーワンの写真家。
 離れた東京で富士山・空・雲・光の表情を読み、山が呼んでくれたら逢いに行く。
 作品は浮世絵の様な構図、色、究極の美に満ち富士山のメッセージが写っているとされる。
『現代の北斎』とも称され、平成15年に文部科学大臣賞受賞。富士写真家連盟特別顧問・講師。
 NPO富士山を世界遺産にする国民会議223フェロー。
 人々との喜びの共感を生き甲斐とし、サロンには全国から訪れる人が絶えない。

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