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【vol.32】ときめきの富士|光響 ~12月夜明け本栖湖より~




 冬至が近づくと、富士山の北北西に位置するこの小さな湖に人が集まる。
 冬の太陽は北半球から見て最も遠くなり、日本の東南東の角度から朝日が射し始める。丁度太陽、富士山、自分というラインが執れるから、逆光の劇的な夜明けの写真を狙う人たちでごった返す。

 そして幸運にも峰の白雪の左から光が放射される、御来光と富士山の写真が撮れれば来年の年賀状に間に合うという寸法だ。
 そのピークは冬至の朝であるが、12月の初めからいい夜明を見る条件は整い始めている。

 12月の9日の朝だった。燃える様な朝焼けが終り暫くしてから二焼けが来た。龍が走る様な雲を金に染め、その輝きは湖の色を同調させた。いつも逆さ富士は上と姿が異なる。5、000円札と1、000円札に描かれた有名な湖、今朝も心に希望の光をともす荘厳な彩りだった。


ロッキー田中さんの「ときめきの富士」ご紹介にあたって

 富士山の呼ぶ声を聞いて、誰も見たことのない「ときめきの富士」を世の中に紹介し続けているロッキー田中さん。
 ぶんぶん通信27号の対談コーナーにご出演頂いたご縁から、その素晴らしい作品の数々をこの誌面でご紹介頂ける運びとなりました。
 多くの雑誌で「幸福を呼ぶ富士山」として紹介されているロッキー田中さんの「ときめきの富士」。誌面から溢れる「癒しの波動」を、心身の健康にお役立て頂けましたら幸いです。

プロフィール・写真家 ロッキー田中

誰も見た事のない「ときめきの富士」を生涯に99作世に出すオンリーワンの写真家。
離れた東京で富士山・空・雲・光の表情を読み、山が呼んでくれたら逢いに行く。

作品は浮世絵の様な構図、色、究極の美に満ち富士山のメッセージが写っているとされる。『現代の北斎』とも称され、平成15年に文部科学大臣賞受賞。富士写真家連盟特別顧問・講師。NPO富士山を世界遺産にする国民会議223フェロー。

人々との喜びの共感を生き甲斐とし、サロンには全国から訪れる人が絶えない。

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