【vol.38】お客様訪問|東京都渋谷区・高橋 愛朗 さん
東京・渋谷区で洋酒の卸会社やコンビニエンスストアの経営を手掛ける傍ら、スコットランドとの親善活動など幅広い分野で活躍をしている高橋愛朗さん。
日々エネルギッシュに活動をこなすための「元気と健康の秘訣」を伺いました。
よく「年齢不詳」って言われるんです(笑)
都内で主に洋酒の卸を手掛けているロイヤルリカー株式会社。
1988年に同社の社長に就任した高橋愛朗さんは、国際ロータリークラブの役員としても多忙な毎日を送っています。
「この商売はもともと父が始めました。アルコール類の輸入が自由化になった1971年の創業で、父が46歳の時でした。洋酒の販売はそれまで輸入量の枠が決められていて、外資系の会社が大きなシェアを占めていましたから、うちのような個人経営は少なかったようです。そういった中で父は単身スコットランドに渡り、メーカーに直談判をして『オールドパー』の輸入権を獲得しました。」
ウィスキー好きなら誰でも知っている「オールドパー」。その高級イメージを日本に定着させたのが高橋さんのお父さんでした。
「当時はたいへんな苦労があったようです。特に父は、輸入を手掛けているのに英語が苦手でした(笑)。
また欧米での付き合いに欠かせない社交ダンスも踊れない。そして何といってもお酒が飲めなかったんです(笑)。だから我が社の社員教育では『英語、社交ダンス、そしてお酒が飲めること』ということが徹底されていました。私もおかげでずいぶんとお酒が強くなりました(笑)。」
大学では音響工学を専攻し、さらに専門知識を深めるためドイツへ留学。その後渡ったスコットランドで家業を継ぐきっかけとなる出来事があったそうです。
「現地の先輩たちが、お父さんが作ってくれた土台をどうして無駄にするのか?と不思議そうに訊くんですよ。ヨーロッパは歴史を重んじるところですから、代々家業を続けていくことにとても大きな価値があるんですね。彼らと接しているうちにだんだんとその気になってしまって(笑)。」
こうして家業への就職を決断した高橋さんは1980年に帰国。輸入部門、営業部門を経て、再び取引先のあるスコットランドへ赴任することになりました。
「結婚したのもちょうどこの頃です。一人目の子供はスコットランドで生まれました。会社では現地に日本レストランをオープンさせたり、旅行代理店を開業させたりと休みも満足にとれないような毎日でしたが、公私ともにとても充実していましたね。」
帰国後はスコットランドとの親善を深める活動を行いながら、事業領域拡大のためコンビニエンスストアの経営にも携わり、現在は都内に6店舗を運営しています。
「おかげでここ数年は本当に『早寝早起き』になりました(笑)。ただやはり忙しさが続くと、以前のように無理がきかなくなっていました。特に朝の起きがけや日中の眠気はとても辛かったんです。そんな時に私が通っている異業種交流会で評判になっていたエヌ・ピュアさんの『蜂っ子』に出会いました。」
「これはいい!!」と直感した、という高橋さん。食生活や運動など、生活習慣全般に気をつけることが、人並み以上の健康を保ち続けている秘訣のようです。
「おかげ様で、最近よく『年齢不詳』って言われるんですよ(笑)。
ご飯は玄米にして、麦や雑穀を混ぜています。エヌ・ピュアさんの『ダッタンそば茶』も一緒に炊くと、香りがとても良くていっそう食欲が湧いてきますね。他にもエスカレーターより階段を使ったり、なるべく歩く習慣をつけることで健康を意識するようにしています。」
心身ともに充実した毎日は、高い志を掲げるうえでも必要不可欠な要素。「創業以来の理念を持って、益々社会貢献に努めたい」と高橋さんはおっしゃいます。
「良きものに学び良きものだけをお届けする、というのが私どもの理念です。メインで扱っているワインは人工的なものではなく天然のもの。自然そのままの商品だからこそ学ぶべき点がたくさんあります。
本物だけをお届けすることで、各家庭の食生活・食文化を豊かにすることに、これからも貢献していきたいと思います。」
家庭の原点である「食」は生命の原点でもある、とおっしゃる高橋さん。
これからも益々のご健康とご活躍を、心よりお祈りしております。