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Vol.211 11月 「健幸」の秘訣は自然界が教えてくれる


「健幸」の秘訣は自然界が教えてくれる

健幸の秘訣は、どうやら「自然界の摂理」の中に、そのヒントがあるようです。

「自」然界の「分」身だから「自分」

 私たちが1分間に行なう呼吸の回数は、およそ18回。これは水分子と同じ数です。
 この「18」を2倍にした「36」は体温の目安。さらに2倍の「72」は心拍数と最低血圧値、「144」は最高血圧値の目安になります。そして「288」は、赤ちゃんがお母さんの胎内にいるおおよその日数。
 私たちのからだは、こうして常に自然界のリズムと共鳴しているんですね。
 私たちが「自然界の分身」だということがわかると、健幸の秘訣は「自然界の摂理」の中にそのヒントがある、ということになります。

自然界から学ぶ健幸のヒント① 循環

 地上に降った雨は、動植物を潤して、川となり、海となって、また空へと還ります。こうした、水が「循環」する姿も、「自然界の摂理」のあらわれです。
 自然界の分身である私たちのからだも、「呼吸」や「排泄と飲食」などの「循環」から成り立っています。
「呼吸」は吐く方が先で、吸う方をあとに書きますが、じつは、これも自然界の法則。
 赤ちゃんはオギャーと泣いて(息を吐いて)生まれてくるし、亡くなるときには「息を引き取る」と言います。「出入り口」も「出る」方が先でしょう?
「与え好きの人」が心身共に健幸なのは、この辺りにもヒントがあるかもしれませんね。
 私たちの本質(いのち)が、からだとこころという「地球服」を纏ってこの世に来たり、いのちの故郷へ還ったりするのを繰り返していることもまた、大いなる循環の一環なのだと思います。

自然界から学ぶ健幸のヒント② 発酵と熟成

 自然界では「出る方が先」なので、私たちのからだも、美味しく食べる(快食)には、先ず氣持ちよく出すこと(快便)がたいせつです。
 そこで重要な役割を果たすのが、発酵食品。納豆や味噌汁、ヨーグルト、キムチなどをよく食べている人は、腸がチョー元氣なので、快便&快食となるのです。
 発酵には、ある程度の時間、つまり「熟成」が必要になりますが、このことは、私たちにもそのまま当てはまるかもしれません。
 何ごとも急いてやる必要はないということ。機が熟するまで、焦らず、ゆっくり、じっくり取り組む(熟成させる)ことで、寝かせたワインやウィスキーのような美味しさ(人間味?)が出てくることもあるのです。

自然界から学ぶ健幸のヒント③ 競争より共奏

 大きな「循環」の中で成り立っている自然界。その中で、人間以外の存在は、その存在価値を比べたり、所有に拘ったり、備蓄のために搾取したり、といった「競争」をすることはありません。
 それぞれが、それぞれのライフスタイルで、自然界のリズムと共鳴して暮らしています。
 自然界が奏でるリズムは「競争」ではなく「共奏」。
 自然界の分身と書いて「自分」と読む私たちは、自然界のリズムと同調しながら、他の存在と共にハーモニーを奏でる生活の中で、こころとからだを「健幸」に保てるようにできているように思います。
 
 
 

参考
アメブロ 鳴海周平の「こころとからだの健幸タイム」

 

 

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