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Vol.134 06月 すべての生命に活力を与えてくれる 「朝」


 漢字には、先人たちからの大切なメッセージが込められています。
 今月も引き続き「漢字から学ぶ健康のコツ」をお楽しみください。

「朝」はすべての生命に活力を与えてくれます

 人類の進化の過程をひととおり体験するという胎内での期間。十月十日(とつきとおか)というひと文字ずつを組み合わせると、一日の始まりである「朝」という漢字になります。
 人生のスタートと一日の始まりにある共通点!
 これって、スゴいことだと思いませんか?
 朝という字の右側には、月(にくづき)と呼ばれる偏がついていますが、これは肉体や内臓を表す漢字にも使用されています。

脳・胸・胴・腹・肚・腰・肝・腎・脾・肺・肘・膝・筋・肌……などなど。

 先人たちは、月のリズムがからだに及ぼす影響をわかっていたのだと思いますし、「朝」がからだにとって特別な時間帯であることも感じ取っていたのではないでしょうか。
 自ら末期のガンを克服した経験を持つホリスティック・コンサルタントの寺山心一翁さんは、朝日が昇る前に鳥たちが鳴き始めるのは、木々の葉っぱたちが朝の光を合図にしていっせいに酸素を吹き出し始めるからで、太陽の光には地球上の生命を元氣にしてくれるとてつもないエネルギーが溢れている、と仰っています。
「一年の計は元旦にあり」という言葉と同じく、一日の計は朝にあります。
 月の下でからだを休めた後は、太陽のエネルギーを全身で感じて1日のスタートとする。
 自然界のリズムと共にあるそんな生活が、こころとからだを健康に保ってくれることを「朝」という漢字は教えてくれています。

夕方に食べるから「夕食」です

 夕食はなるべく早めの時間に食べ始めて、ゆっくりと楽しく食べる」というのが、私の食事スタイルです。
 もちろん、基本は「お腹が空いてから食べる」のですが、こころとからだのバランスが調っていて、自然界のリズムと同調している状態だと、夕方(18時前)にはお腹が空いてきます。
 以前、私がまだ会社勤めをしていた頃は、帰宅時間が夜の22時を過ぎてしまうことも珍しくなかったため「食べて、お風呂に入って、すぐに寝る」という生活がしばらくの間続いていました。その頃、妻がよく心配そうに言っていたのが「昨日の夜も、息が止まってたみたい・・・。」という言葉。今で言う「睡眠時無呼吸症候群」の典型的な症状です。
 確かに、朝はなかなか起きられないし、昼間は何だか眠くなる、仕事も集中力が続かない、などの自覚症状はありましたが、「仕事が忙しいんだからしょうがない」と半ばあきらめかけていました。ただ、休みの日のように夕食を早く済ませることができた晩は、グッスリと眠れ、翌日もとても快適に過ごせました。
「もしかしたら、夕食の時間帯が関係しているのかもしれないなぁ。」
 ある日、そう思った私は、仕事中でも「ちょっと失礼。」と軽めに夕食を摂るようにしてみました。帰宅後にお腹が空いている時は、果物など軽めのものを少しだけ食べます。すると、どうでしょう!夜もグッスリと眠れ、翌朝の目覚めはスッキリ、仕事でも集中力が途切れることなく、能率もグンッとアップしたのです。もちろん、寝ている間に呼吸が止まっている、ということもパッタリとなくなりました。
「夕食はなるべく早めの時間に食べ始めて、ゆっくりと楽しく食べる」という現在の食事スタイルは、こうした体験が基になっています。

「就寝の3~4時間前までには夕食を済ませるとよい」とか「午後8時を過ぎてからの食事は体内に蓄積されやすい」ということは、昔からよく言われてきた健康のコツです。
 先人たちは、自らの体感から「夕食」と名付けたように思います。

  参考文献 「健康の基本~心と体を健康にするカンタン習慣63」 
    鳴海周平 著・帯津良一 監修(ワニ・プラス刊) 
 

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