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Vol.130 02月 からだの声がきこえるようになるための2つのポイント


 健康に関する様々な情報が溢れている中で、本当に大切なのは「からだの声をきくこと」だと思います。
 今月も引き続き「からだの声をきいて健康を保つ」というテーマでお話します。

 健康情報誌「日経ヘルス(日経BP社刊)」の副編集長として様々な健康情報を世の中に送り出し、現在もフリーライターとして活躍中の北村昌陽さん。
 今回も北村さんの著書「カラダの声をきく健康学」から、からだの声をきくことの大切さを学んでいきたいと思います。

からだの声がきこえるようになるために

 これまで数回にわたって、健康の基本ともいえる「からだの声をきく」というお話を紹介してきました。
 体裁にこだわっったり、情報に惑わされたりしているうちに、だんだんと本来の「からだの声」がきこえにくくなって、こころとからだの健康にも大きな影響を及ぼしてしまうことが、おわかりいただけたと思います。
 さて、今回はいよいよ「実践編」として、からだの声がきこえるようになるためのレッスンを紹介します。
 ポイントは次の2つです。

 1、自然に触れる機会を増やす

 2、自然のリズムに合った生活をする

 人間はもともと自然の一部ですから、この2つを生活の中になるべく多く取り入れる機会を持つことが大切なんですね。

〈自然に触れる機会を増やす〉
 緑豊かな場所を散歩したり、畑や田んぼで土や農作物に触れたりすることでこころが落ち着くのは、からだが「心地よい」と感じている証拠です。
 なかなか外に出る機会がない、という方は、空に浮かぶ雲をぼんやり見ながら深呼吸をするだけでも効果があると思います。(空の青さも雲の白さも、自然の一部ですから)

〈自然のリズムに合った生活をする〉
 自然のリズムに週休制はありませんから、平日と休日のリズムもできるだけ同じ方がいいでしょう。むしろシーズンごとに、日照時間が長い夏は「遅寝早起き」冬になったら「早寝遅起き」というスタイルが自然のリズムには合っているのかもしれませんね。
 太陽の動きや、四季の移り変わりと共にある生活が「自然のリズム」です。

オススメは「リズム運動」と「スキンシップ」

 「からだの声をきく」ためには、セロトニン神経を活性化させることがとても効果的です。
 セロトニン神経を活性化させるための条件は「太陽の光」「リズム運動」「スキンシップ」の3つ。このうち「太陽の光」は前項の「自然のリズムに合った生活」で実現できますので、残りの2つを満たす方法を紹介しましょう。

〈からだをなでる〉
 最も手軽にからだを感じることができます。
 基本的には、どこをなでても良いのですが、「カラダの声をきく健康学」著者の北村昌陽さんは「自分でやってみて氣持ちいいと思う箇所」として「胸」「腰」「足の裏」の3箇所を挙げています。
 呼吸のリズムに合わせてなでると、いっそう効果的です。

〈呼吸法〉
 呼吸はリズム運動の最たるものです。
 ふだんあまり意識していない「呼吸」に意識を向けて、しっかりと息を吐く(吐き切る)ようにします。なるべくゆっくりと、一息一息に意識を置きながら、吐くときはお腹を引っ込め、吸うときはお腹を膨らませるようなイメージで行いましょう(腹式呼吸)。
 座っていても、寝ていても「氣持ちいい」と感じるままに行なってください。

〈体幹部のストレッチ〉
 肩甲骨を動かす、からだを左右に曲げる、ねじるといったストレッチは、体幹部が曲げ伸ばしされることで、緊張をほぐす効果があります。
 呼吸のリズムに合わせながら、ゆっくりと「イタ氣持ちいい」感覚を味わいましょう。
 からだが少しずつほぐれて、可動範囲が広がっていくことに氣づくのも「カラダの声」をきいていることになります。

 北村昌陽さんは、他にもバランスエクササイズや、コンビニ袋キックといった興味深い実践方法を紹介していますので、詳しくは「カラダの声をきく健康学」(北村昌陽・著 岩波書店刊)をご参照いただくことをお薦めします。
 自然の一部であるカラダの声に耳を傾けて、自然のリズムで生活することが、もっとも大切な健康の基本なのだと思います。
  

参考文献 「カラダの声をきく健康学」 北村昌陽 著 (岩波書店)

「健康の基本~心と体を健康にするカンタン習慣63~」(1,400円+税)
 鳴海周平・著 帯津良一・監修

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 エヌ・ピュア代表の鳴海周平が25年間に亘って研究・実践してきた健康のコツを
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