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Vol.110 06月 がんばらない健康法


 初夏、色とりどりの花が私たちの目を楽しませてくれる時期となりました。

 今月も引き続き※「未病」にアプローチする方法を紹介したいと思います。

※ 未病 ・・・ 東洋医学の思想。「何となく・・・」といった感じで、身体の不調が感じられる段階。この段階で適切な対処が出来ると、大きな病気にかかるリスクはぐんと減り、健康的な毎日を送ることが可能になります。

「ちょい太」「ちょいコレ」もOK?

 「太っているよりは痩せている方がいい」「コレステロール値は低い方がいい」健康診断の後で、よく耳にするセリフではないでしょうか?

 確かにどちらも基準の数値が決まっているので、上まわってしまうとちょっと心配になりますよね。

 ちなみにここ数十年、日本人の死因は「1位・がん、2位・心疾患(心臓関係)、3位・脳血管疾患(脳関係)」となっていて、ずっと変わっていません。これらは遺伝的な要因もありますが、食事や運動などの生活習慣を見直すことで改善が期待できるものばかり。特に「肥満」は、悪しき生活習慣の代表のように思われているため、冒頭のような「太っているよりは・・・」とか「コレステロール値は・・・」とかいう話になってしまうのでしょう。

 ところがドッコイ(ちょっと古い?)、「ちょい太(ちょっと太め)」「ちょいコレ(ちょっとコレステロール値高め)」でもOK、というお医者さんもいるのです。

がんばらない健康法

 長野県諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生は「がんばらない健康法」の提唱者としても有名です。

 競争社会の現代では、日々心身に膨大なストレスがかかっています。そんな中で「健康に良いから」と、「メタボ対策」にまで頑張り過ぎてしまうと、逆にストレスが増し、健康を害する原因にもなる、ということなのでしょうね。

 じっさい、年齢や体質などをある程度考慮して絞り込むと、少し太めの方が長寿・健康であるというデータもあるようです。
「なんだぁ、じゃあたくさん食べてもいいんだ!!」と思ったあなた。鎌田先生が仰っているのは、あくまでも「ちょい(ちょっと)○○」です。都合のいいように解釈してはいけません(笑)。

7悪3善1コウモリ?

 鎌田先生は心身の健康保つための生活改善方法として、7つの悪いものを極力避け、3つの良いことを実践する「7悪3善」を提唱しています。

< 7悪 >
高血圧
肥満
ストレス
脂質異常症
たばこ
糖尿病
痛風

< 3善 >
ニコニコ
運動
食物繊維

 いつもニコニコしていると、自律神経の副交感神経が活発になって免疫力もアップします。(面白くなくても笑っているといいそうですよ)

 ちなみに、1コウモリの「アルコール(酒)」は、飲み方次第で毒にも薬にもなるという意味。(コウモリが鳥か動物か・・・っていう物語ありましたよね)

 3善の食物繊維は、日常の食生活にも簡単に取り入れることができますので、掲載の図をぜひ参考にしてみてくださいね。

参考文献 「未病にきく15のワザ」 未病にきくワザ取材チーム 編
(JAF MATE社)

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