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Vol.075 07月 健康・長寿の秘訣はエンザイム


 今年も暑い季節がやってきましたね。スイカやキュウリ、トマトなど、水分の多い食べものが美味しい季節です。旬のものは心身の健康にとても良い影響を与えてくれますので、どんどん活用したいものですね。

今回からは、健康・長寿の秘訣ともいわれている「エンザイム」についてお話したいと思います。

「うちは○○の家系だから・・・」

 「うちは○○の家系だからしょうがない」とか「○○は遺伝だから」という言葉、聞いたことありませんか?

 ○○には主に病名などが入って、半ばその病気にかかってしまうのはやむを得ないと思ってしまっている場合が多いようです。

 米国アルバートアインシュタイン医科大学外科教授の新谷弘美先生はこの事について「体質遺伝よりも、食生活や生活習慣の継承が大きく影響している」と著書の中で述べています。

まったく同じ遺伝子を持ちながら、それぞれ異なった環境に暮らしている1,600人ほどの一卵性双生児を調べたところ、まったく同じ病気をする確立はわずか2.5%との事でした。また一方では、まったく他人同士である夫婦同士の方が、はるかに高い確率で同じような病気をしていることもわかりました。

家族は同じ食卓を囲んでいるので、味の好みも似てきますね。(自分が嫌いな料理は食卓に並べないでしょう?)また両親がいつもエレベーターばかり使っているのに、子供だけ階段を昇り降りしている、というのもありませんよね。(心当たりがあるでしょう?)

 「体質遺伝よりも、食生活や生活習慣の継承が大きく影響している」という新谷先生の説を裏付けるデータではないでしょうか。

健康・長寿の秘訣はエンザイム

 著書の中で新谷先生は「健康・長寿の秘訣はエンザイムである」と繰り返し述べています。

エンザイムとは、生命活動を支えている酵素のこと。私たちの体内において、身体を常に健康な状態に保つために働いてくれています。

 このエンザイムは、体内で様々な生命活動に使われていますが、もっとも多く消費されるのは「解毒」という作業。体内からなるべくリスクをなくそうという本能的な働きですから、何よりも優先的に使われます。そのため本来は「身体を常に健康な状態に保つ」という目的のために使われるはずのエンザイムが、あまりにも解毒の作業が多くて追いつかない場合にはそちらにまわされてしまい、健康維持に必要なエンザイムが不足してしまうことになります。この状態が慢性的に続くことにより病気にかかりやすい体質になってしまう、というわけです。

ちなみにエンザイムが「解毒をしなければならない」と判断をする要素には(過度の)飲酒、喫煙、暴飲暴食、ストレスなど、ふだんから「身体にあまり良くない」と言われているものが当てはまります。

 こうした要素を出来るだけ取り除いて、エンザイムを浪費しないことが「健康・長寿の秘訣」ということですね。

人間は本来病気にならないように出来ている

 病気というのは「不自然な食生活」と「不自然な生活習慣」が長期にわたって続いた結果、蓄積されたものが表面に出てくるもののようです。

 新谷先生は「人間の身体はもともと何重もの免疫や防御のシステムに護られているので、基本的には過度に不自然なことをしなければ多少のことでは病気にはならない」とも仰っています。ふだんの心がけが、いかに大切かわかりますね。

 また「生活習慣病とは、本当は自己管理欠陥病である」とも仰っているように「病気にならない食生活・食習慣」というのは「身体がなるべく解毒をしなくても良い食事」をとり、「身体が解毒しなければならない要素を素早く排出出来る生活習慣」を、ふだんからいかに実践出来るか、ということにかかっているようです。

 新谷先生の治療と指導方法は「人間は本来病気にならないように出来ている」という考え方に基づいています。

 「自然な食べもの」を食べ「自然な生活習慣」を送っていれば、病気にはならない、という新谷先生のお話。次回から、さらに詳しく紹介していきたいと思います。

参考文献 新谷 弘美 著 「病気にならない生き方2」(サンマーク出版)

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