Vol.026 06月 画期的な発見!O(オー)リングテスト
私たち人間のからだは、とても精巧なセンサーとしても捉えることが出来ます。今回は、身近な食べ物や自分の健康状態などを簡単にチェックできる「O(オー)リングテスト」についてお話しします。
画期的な発見!
私たちはふだん意識する、しないに関わらず、いろいろな情報(物)と接触していますね。そのひとつひとつの情報(物)が、自分にとって良いものなのか、悪いものなのか、簡単に見分ける方法があるんです。
「O(オー)リングテスト」といわれるこの方法は、ニューヨーク心臓病研究所の大村教授が、1981年に学会に正式発表したもので、正確には「バイ・ディジタル・オーリングテスト」といいます。
やり方はとても簡単!ふたり一組になって、テストを受ける人が手の親指ともう1本の指先をくっつけてO型の輪(リング)を作り、もうひとりがこのリングの内側に指をひっかけて引っ張ります。
引っ張った時に、簡単にリングが開いてしまう時と、なかなか開かない時があるんですね。この時の、リングの強さの状態から、いろいろなことが判断出来るんです。
良いもの?悪いもの?
具体的にやり方をお話ししますね。
まず実際、リングを作っていない方の手に身近な物(食べ物でも何でもいいですよ)をのせてこの実験をしてみましょう。
からだに良いといわれているもの(例えば緑茶や無農薬の野菜・果物など)は、リングの力が強くなっていることが確認出来ると思います。
逆にからだにあまり良くないといわれているもの(例えばタバコなど)をもってテストをしてみると、簡単にリングが開いてしまうと思います。
つまり、自分のからだにとって良い影響を与えてくれる物に対してはリングの力が強くなるし、悪い影響を与える物に対してはリングの力が弱くなる、ということです。
私たちのからだは超高性能センサー
こうした実験からわかることは「からだに良い影響を与える物は、私たちのからだ(筋力や神経系統など)を強くしてくれる」ということです。
私たちのからだは、本能的に良い物と悪いものを察知する能力を持っています。食べ物などに対して、それをからだが要求しているのか、拒絶しているのか、そのことを本能的なところで、自分のからだをセンサーとして確かめているんですね。
ふだんの生活に関わる衣食住のアイテムが、私たちのからだに大きな影響を与えているとしたら、より良い物と付き合っていくことが健康のコツ、ということになります。
ちなみに、何か物に触れた状態で前屈をしてみて、からだの柔らかさで確認することも出来ます。(良い物に触れた時、からだは柔らかくなるんです!)
簡単な方法ですので、身近な物をどんどんテストして、快適な生活に役立ててみてください。