Vol.025 05月 水が教えてくれること
私たちのからだの70%は水で出来ています。
この体内の水がどんな状態にあるかで健康は大きく左右されてしまいます。
今回はたいせつな「水」のお話しです。
この世にふたつとない?
雪の結晶、きれいですよね。静かに降ってくる雪がコートなんかについた時に、ほんのわずかの間ですが、この空からの芸術品を見ることが出来ます。
ところでこの「雪の結晶」ふたつと同じ形のものはないって知ってました?
私たちの指紋と同じように、それぞれが個性をもって存在しているのが「雪の結晶」なんですね。
「雪はもともと水、ということは水の状態も結晶にすることによってその状態がわかるのではないだろうか?」
この発想をすぐ行動に移し、苦労の末に「氷結結晶写真撮影技術」を開発したのが、IHM総合研究所の江本勝所長です。江本所長曰く、
「自然湧水や美味しいと感じる水はとてもきれいな六角形をしているんです。いっぽうで塩素などの保存成分を多く含んだ水道水などは、ほとんど結晶が確認出来ません。」
つまり、私たちがふだんお世話になっている水は、あまり良い状態とはいえないようなのです。
水の結晶を観察すると・・・
自然湧水も、その土地によって様々な形の六角形が確認されているようです。
では、水に音楽を聴かせたり、写真や言葉を見せたらどうなるでしょう?
こうした実験からもわかるように、私たちがふだん心地よいと感じる音や言葉、文字、風景などに対しては、水もとてもきれいな結晶を現してくれます。
私たちのからだの70%を占める水を、いかにきれいな状態に保つかは、周りをいかに心地よい環境にしてくか、ということでもあるんですね。
「ありがとう」という感謝の気持ちを言葉にして表現することで、あなたの周囲の結晶がきれいになっていったら、あなた自身のこころとからだも、きっと健康になっていくことでしょう。