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Vol.219 7月 免疫力を高める食べもの


免疫力を高める食べもの

毎日、食べているものは?

 健幸エッセイストという仕事のためか「毎日食べているものって、何ですか?」という質問をよくいただきます。
「そのときに食べたいものが、からだにとって必要なもの」という考え方が基本なので、「必ずコレ!」という食べものは、とくにないのですが、そう言えば…と、1つだけ思い当たるものがありました。

 さて、ここで問題です!
 ここ数年、僕が毎日食べているものってなんでしょう?

 ヒント1
 普通サイズと、小さいサイズがあります。
 (キャベツと芽キャベツではありません)

 ヒント2
 形が、まりも羊羹に似ています。
 (北海道名物でマリモに似ている羊羹ね)

 ヒント3
 上から読んでも下から読んでも同じです。
 (オレオでも、サルサでもありません)

 おまけのヒント
 コーンフレークではありません。
 (ほな、コーンフレークちゃうなー)

 …わかりました?

 そう、正解はコーンフレーク!…じゃなくて「トマト」(ミニのほう)です。
 ミニトマトはどこでも売っているし、何と言っても「美味しい!」と感じるということは「いま」の時点で、からだが必要としているということ。
 お店で選ぶときに、いくつか種類が並んでる場合は、店員さんに「どれが美味しいですか?」と質問するのですが、「今の時期はコレがオススメ!」と答えてくれる店員さんもいれば「値段に比例します」と答えてくれる店員さんもいて、トマト選びもなかなか楽しいものです。(笑)
 つい先日は、テレビでも「トマトの効能」みたいな特集をしていて「1日5個くらいミニトマトを食べるとお肌もツルツルになりますよ」と専門家の先生が言っていました。
 奥さまも、それを観てから毎日食べています…。

発酵仮面の常備食

 発酵学者の小泉武夫先生が、毎日食べているものは「納豆」。
「発酵仮面」とも呼ばれている小泉先生は、研究の一環として、もう30年以上食べ続けているのだそうです。海外出張のときにも、パック入りの納豆を泊数分持参するそうなので、筋金入りですね。
 そのおかげか、同行した人たちが現地の慣れない食材でお腹を壊してしまったときも、小泉先生一人だけがまったく平氣だったとのこと。
 恐るべし、納豆パワー!

 2006年にアメリカの健康情報誌『ヘルス』に掲載された「世界の5大健康食品」は、「大豆(日本)」「レンズ豆(インド)」「キムチ(韓国)」「ヨーグルト(ギリシャ)」「オリーブ油(スペイン)」という5つの食材で、5品目中、豆と発酵食品が4品目を占めています。
「大豆」を「発酵」させた「納豆」って、やっぱり凄いんですね。
 同じく、大豆を発酵させた食材に「味噌」があります。長寿食材である「昆布」や発酵食材でもある「鰹節」で出汁をとり、「味噌」と「旬の野菜」をたくさん入れた「具沢山味噌汁」もまた「最強の免疫力アップ食材」といえるでしょう。
 今回ご紹介した食材も活用して、そのときに「美味しい!」と感じるものを、からだの声に耳を澄ませながら楽しんでいただけたらと思います。

 

参考
アメブロ 鳴海周平の「こころとからだの健幸タイム」

 

 

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