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Vol.215 3月 神様が好きな人間の行い その1



神様が好きな人間の行い その1

風水の基本は「ガイオウ」

 ある宮司さんから、こんなお話を聞いたことがあります。
「上棟式などを執り行った際、『氣持ちのよい風』がヒューっと通り過ぎていく、という現象が時々あります。これは、神様の存在が『風』という自然現象を通してあらわれた、と解釈しています」
 こんなふうに「なにかの行いに対して、周りの環境が答えてくれる」という考え方を「ガイオウ=外応」というのだそうです。
「風が吹く」「鳥が鳴く」「木々のさざめき」といった「なんとなく氣持ちがいいなぁ」と思える現象は、自然界(神様)からのやさしくて温かいメッセージなんですね。
 数千年もの歴史を持つ「風水」の基本も、「氣持ちいいなぁ」と感じる環境が「運氣」を高めてくれるという考え方。人間のからだもそうですが、「氣持ちがいいなぁ」の基本は「氣(エネルギー)が常に流れている状態」つまり、「氣が滞っていない状態」です。
 だから、「氣持ちがいいなぁ」と思えるように周りを調えることで、私たちは、いつも心地よい「外応」の中に身を置くことができる、とも言えるわけです。
 例えば、家の中で「風」の通り道といえば「玄関」と「窓」。「水」の通り道といえば「台所」や「トイレ」「お風呂」「洗面台」。とりあえずは、この「風」と「水」の通り道をきれいにしてみる。すると、「あれ? … 我が家って、こんなに氣持ちよかったっけ?」と、思わず嬉しくなってしまうほど、心地よい「外応」に満たされた「癒しの空間」になります。
 すると、当然、こころとからだも健幸になって、運氣の流れもよくなること間違いなし。自然界の中では、本来ずっと流れ続けている「風と水」を、自分の身の周りでも調えることで運が開ける。だから「風水」と呼ばれてきたのかもしれませんね。
 

そわかの法則

 宇宙の法則などを研究していた小林正観さんによると、「神様が好きな人間の行い」というのがあって、そのベスト3が「掃除・笑い・感謝」なのだそうです。これを、それぞれの頭文字から「そ・わ・かの法則」として紹介していました。
 前述の「風と水の通り道をきれいにすること=掃除」は「神様の好きな行い」でもあったんですね。
 ホテル業界などでよく言われる、「一流のスポーツ選手の泊まった部屋はキレイ」なことや、世界の富豪に共通しているのが「トイレの蓋を閉めていること」「靴を揃えていること」だったりするのも、掃除のたいせつさに通じているように思います。
 掃除が行き届いている場所は「氣の流れ」がとてもよくて、そこにいるだけで、氣持ちが良くなるし、人間のからだも「氣の流れ」が良いと、いつも健幸でいられます。
 心身のエネルギーバランスを調える「ヒーリング」も、「氣の流れ」を良くすることが基本。そう考えると、いつも身のまわりをきれいにしている人は、常に自分をヒーリングできているのかもしれませんね。

 外応(ガイオウ)、風水、そわかの法則。
 すべてに通じる「掃除」は、最強の「開運の秘訣」「健幸の秘訣」でもあるようです。
 
 

参考
『「そ・わ・か」の法則』(サンマーク出版)小林正観・著
アメブロ 鳴海周平の「こころとからだの健幸タイム」

 

 

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