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【vol.56】星澤先生のクッキングれしぴ「食は夢のかけ橋」第20回


hosizawa56

アップルパイ

◎アップルパイ 材料
●りんご・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
 てんさい糖・・・・・・・・・・・・・80g
 レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・1個分
●レーズン・・・・・・・・・・・・・・・30g
●シナモン・・・・・・・・・・・大さじ1杯
●冷凍パイシート・・・・・・・・・・・2枚
●卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

1・りんごは、くし型にして皮を剥いてからひと口大に切ります。

2・鍋に入れて、てんさい糖とレモン汁を混ぜ、汁が出てきたら火にかけて透き通るまで煮て、湯通ししたレーズンとシナモンを混ぜます。

3・パイシートは冷凍庫から出して少し置いてから麺棒で伸ばし、パイ皿にのせて形を整え、ふちの余った部分を切り取ります。

4・生地が膨らみすぎないようにフォークで穴をあけてアルミホイルをのせ、重しをのせて200℃のオーブントースターで20分程焼きます。

5・生地に焼き色が付いたら、リンゴを入れて形を整えます。
 パイシートを麺棒で伸ばし、生地に包丁で切り込みを入れて形を整えたリンゴの上に置きます。

6・ふちの部分にも1cm幅に切った生地をねじりながらのせ、卵黄を溶いたものを刷毛で生地の表面に塗ります。
 200℃のオーブンで15分程きつね色に焼き、少し冷めてから切り分けて盛り付けます。
 


トップミュージシャンの食卓 ジョン・レノンと共に

 
 私が中学1年に初めてビートルズなるものを知った当時。青春時代と共にビートルズは存在し、大きな感動と影響力を受けました。生徒会長をしていたものですから、ビートルズに影響されたクラスメイトの男子が「長髪にしたい」と言い出し、真剣に討議したことを覚えています。
 英語の勉強が始まった頃でもあり「ヘイジュード」や「レット・イット・ビー」は良く英語で口ずさんだものでした。
 ビートルズが4人で正式な活動を始めた1962年から解散した70年までのたった8年の間に、20もの曲がビルボードNo1を記録するなど世界に多大な影響を残しました。私は未だそれ以上の一大ムーブメントを見たことがありません。
 1966年初来日を果たした時、すしの名入りのハンテンを着て飛行機のタラップを降りてきた映像は目にも鮮やかで、我が青春にも華やかさを添えてくれているようでした。
 解散しても彼らのメッセージは世界中の若者の魂に火をつけています。
 私はというと、ジョンレノンがソロ活動を始めて行ったオノヨーコ氏との「ベットイン」の平和活動や、長い髭やぼさぼさの髪の毛に違和感を持ち、ついていけなくなっていました。
 月日は経ち、10年ほど前に埼玉にあった「ジョンレノンミュージアム」に行く事がありました(2010年閉館)。そこでジョンの遺品や生活、家族との写真を見るうち、置いて行かれていた私の心はまた彼に夢中にさせられました。彼のほんの一部しか見ていなかったのを知ったのです。
 親を知らない子供時代だったそうですが、彼は多くの時間を息子のショーン君に当てたそうです。ヨーコ氏に代わって子育てにいそしみ「主夫」を自称。甲斐甲斐しく父親として子育てをしていた事を知り、男性が堂々と子育てなんて言えない時代に、先進的な感覚の持ち主だったと今になって驚かされます。
 1ヵ月以上も長期で軽井沢の小野家の別荘に慰留して喫茶店に通ったり。定宿にロイヤルミルクティーを教えて、それがその宿の名物になったという逸話もあるそうです。アップルパイも好物だったとか。
 今年の6月、彼が愛した金沢に、STVの星澤幸子と行くツアーで視聴者の皆様と金沢を訪れる事が出来たのを嬉しく思います。
 1980年、たった40年の人生に幕を下ろすことになりますが、そこにお墓はありません。でも彼が忘れられる事はなく、その歌は今でも理不尽な暴力に溢れる世界中の人々の心に『平和をイメージしてごらん』と歌い続けてくれています。
 今回は生前彼が好物だったという「アップルパイ」をご紹介します。
 


 

プロフィール・星澤クッキングスタジオ 代表取締役 星澤幸子

 料理研究家・北海道南富良野町生まれ。
 札幌テレビ「どさんこワイド」料理コーナーへの生出演は25年目になり、
昨年9月に6000回を達成。
料理の内容とキャスターとのやり取りの面白さが幅広い層から人気を集めている。
 日本テレビNG集では毎回「星澤幸子先生編」として全国に紹介され、日本テレビ
「鉄腕ダッシュ」ではTOKIOの長瀬智也さんとの共演を果たすなど全国にも活動の
幅を広げる。
 宇宙食開発も手がけ、2007年6月1日付で小惑星に星澤幸子の名が
「Hoshizawa」として国際天文学連合に登録となる。
 料理コーナーへの出演回数は現在もギネス記録を更新中。
 2009年11月3日「東久邇宮文化褒賞」受賞。
 

 

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