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Vol.010 02月 「腸」のおはなし


24時間で10分の1?

 毎日いろいろなものを食べて生活している私たちですが、食べたものは出さなきゃいけませんよね。口から入った食べ物が排泄されるまでに要する時間は。胃の中で約4時間、腸で約20時間の合計24時間かかり、約10分の1の量になって出てきます。今回は、食べ物が1番長くとどまる器官、腸についてのおはなしです。

小腸と大腸

 腸は小腸と大腸からなります。小腸は長さ約6メートルあり、胃から送られてきた食べ物を消化、分解して、栄養素を吸収する働きをしています。タンパク質はアミノ酸に、炭水化物はブドウ糖に、脂肪は脂肪酸にそれぞれ分解され、内壁にたくさん生えている絨毛(じゅうもう)と呼ばれる1ミリほどの突起をとおして吸収されます。

 大腸は約1.5メートルあり、小腸で消化されなかった食べ物の繊維などを分解したり、栄養を吸収したあとの残りカスから水分を吸収したりして、便として排出します。食べ物はここで約18時間も溜まっています。(長いですね!)

 盲腸は大腸の一部ですが、この部分が炎症を起こすと虫垂炎となり、手術をして切除することもあります。コアラなどの草食動物にとっては消化・吸収にとても大切な役割を果たしていますが、人間にとっては不要の器官であるといわれています。ただ、果たして不要な器官が人間にあるのかどうか?何か意味のある器官だと私は思うのですが・・(退化してしまった器官のようです。)

すっきり快便!

 快食・快眠・快便は健康の大切な条件ですね。腸の中にいる善玉菌と悪玉菌、酸性とアルカリ性のバランスが崩れた時などに便秘や下痢といった症状となります。

 善玉菌を増やすにはヨーグルトなど乳酸菌の多いものを食べることが良いといわれていますね。個人的には、善玉菌のえさになるオリゴ糖をたくさん含み、食物繊維も豊富なごぼうは特におすすめな食材です。

 日本人は欧米人に比べて腸が長く、肉食よりも彩色が適しているといわれています。これは米中心の生活を長く続けているためで、その土地にあった伝統食が、結局は1番身体に合っているということなんでしょう。

 現代のファーストフードに慣れ親しんでいる食生活をもう一度見直し、昔からの家庭料理をスローフードしてみましょう。団欒の楽しいひと時も腸に良い影響を与えてくれますよ。

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