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Vol.046 02月 管理栄養士・幕内秀夫さんの「食に関する10の提案」・前編


寒い日が続いていますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?
身体が冷えやすいこの季節も、毎日美味しく食べて、元気に楽しく過ごしたいものですね。
今月も前回に引き続き「快食のコツ」をお話したいと思います。

 昨年の10月号から、管理栄養士の幕内秀夫さんの著書を参考に、食に関するお話をしてきました。

 今回と次回は、今までのまとめとして、幕内さんからの「食に関する10の提案」をご紹介したいと思います。

提案その1 「ご飯をきちんと食べる」

 代々受け継がれてきた食文化というのは、その土地の天候や気温、降雨量、湿度などの様々な条件によって、最も適した食べ物が伝えられ、長い間食べられてきたものです。

 稲作が始まった弥生時代から長い間、米が私たち日本人の主食となっているのには、こういった理由があるんですね。

 米は、田んぼで生産されてから食卓に上るまで、脱穀を除いてはほとんどそのままの状態ですが、パンだと膨張剤や防腐剤のような添加物が必要となります。また米は糖質なので、ご飯をしっかり食べることで、同じ糖質である砂糖や果糖の摂取を減らすことが出来ます。

主食をご飯にすることで、副食も自然に旬の野菜や魚が食卓に上ることにもなりますね。

提案その2 「朝食は、ご飯・味噌汁・漬物」

 朝にどんな食べ物を摂取するかはとても大切なことです。例えば、朝からビールを飲んだ日は1日中だるい感じがするでしょう?

 主食をご飯にすることで、副食には自然に味噌汁や漬物が並びます。

長い年月をかけて伝えられてきた私たちの身体に最も適した食べ物で1日を始める事が出来たら、きっと1日中快適に過ごす事が出来るのではないでしょうか。

提案その3 「カタカナ主食は日曜日」

 パンやラーメン、スパゲッティ、ピザ・・・。

カタカナの主食って結構多いんですよね。こうしたカタカナ主食は小麦粉を原料にしていて、どれも砂糖や油脂類を取り除いて食べることは、ほぼ不可能なものばかりです。でんぷんの供給というよりも、脂質の供給に近い感じです。

その結果、副食も脂っこいものになりがちで、ご飯に比べて生活習慣病へのリスクが高くなってしまいます。

まったくやめしまうことは今の時代ちょっと考えづらくなっているので、せめて日曜日など特別の日を決めて食べることをおすすめします。

提案その4 「液体でカロリーを摂らない」

 清涼飲料水やスポーツドリンクを飲むと、一時的にお腹がいっぱいになりませんか?

 これは、熱量(カロリー)をこうした飲料で摂っているからです。そうすると主食も自然に減ってしまいますし、液体は固体に比べて体内での吸収が早いので、それを処理するためにその都度大量のインシュリンを浪費してしまうことになり、糖尿病の原因にもなってしまうんですね。

 歯がない赤ちゃんは母乳という液体で栄養を摂ることが自然の摂理ですが、成長して歯が生えたら、噛んで食べることが自然の摂理にかなったことだと思います。

 水分の補給は水かお茶にしましょう。

提案その5 「なるべく未精製の穀類を摂る」

 主食のお米は、なるべく未精製の方が栄養価をたくさん摂取出来ます。これは米に限らず、小麦も全粒粉の方がおすすめです。

 ただし、玄米は体質に合わない方もいますので、先ずは五分搗き米や、雑穀を入れて食べてみることをおすすめします。

 美味しくて身体にも良い習慣、特に主食においてはつけていきたいですね。

 来月はその6からご紹介します。どうぞ、お楽しみに!!

参考文献  幕内秀夫 著 「体によい食事 ダメな食事」(三笠書房)

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