Q1. 手づくり石鹸はなぜ溶けやすいのですか?
A:手づくり石鹸は凝固剤等の添加物が含まれていませんので、添加物の入っている一般の石鹸に比べると溶けやすく感じられるかもしれません。天然保湿成分であるグリセリンをたっぷりと含んだ石鹸は「保湿性が良い」と同時に「溶けやすい」という側面を持ち、特に空気中の水分を集める働きがあるために、閉め切ったお風呂などの水まわりでは、余計溶けやすくなってしまいます。使用後はよく水気を切り、湿気の少ない所に保存する事をお勧めします。
Q2. 石鹸からオイルのようなものが出ているのですが、これは何ですか?
A:石鹸を濡れたまま、湿気の多い所に置いておくと、オイルのようなヌメリのあるものが出てくる事があります。これは石鹸の素地で使用しているオイルに含まれる天然のグリセリンです。美容に良い成分を洗い流してしまってはもったいないので、そのままお使いください。
Q3.全成分の中にある水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)とは、どのようなものですか?
A:水酸化ナトリウムは、海水から取れる天然の塩から出来ています。素地となるオイルと水酸化ナトリウムを混ぜ合わせると「鹸化」という反応を起こして、石鹸素地である脂肪酸ナトリウムへと変化します。この「鹸化」の時点で水酸化ナトリウムの性質は無くなりますが、石鹸の製造には欠かせない重要なものです。
Q4.石鹸の側面が白っぽくなっているのですが、なぜですか?
A:石鹸を固めるために型に入れた際に、空気に触れている面が白っぽくなります。型はシリコン製で、剥離剤は使用しておりませんので、どうぞ安心してお使いください。