【vol.79】はせくらみゆきの「おひさまだより」VOL.43
「花ひらく」
「感」という字はね
感動の 感という字はね、
カミサマの心が あなたを通して
動きましたよ ということなんだって
感謝の 感という字はね
カミサマの心が あなたを通して現れて
ゆるゆる緩んで広がっていく
ということなんだって
すてきだなぁ うれしいなぁ
私が あなたが あの人が
カミサマの 動く目となり 心となり
それぞれを通して あらわれるなんて
たのしいなぁ しあわせだなぁ
そうか これがわたしたちの する仕事だったんだ
たくさん 「感」がつくことしよう
そうして 世界を あかるく照らそうよ
【伊勢の風を受けながら】
「何事の おはしますかはしらねども かたじけなさに 涙こぼるる」と詠んだのは、12世紀を生きた僧侶-西行法師。宗教を超えて感じる尊き想いは、まさしく日本人が持つ感性そのものともいえます。そんなお伊勢さんに、先日お参りしてきました。新緑のお伊勢さんは、光と風に包まれています。東京ドーム1200個分あるという伊勢の森に流れている高周波の波動(環境音)は、なんとアマゾンに匹敵するのだそう。この場に15分ほどいるだけで、心身の癒しと再生が図られるのですって。先人たちから受け継がれた祈りと自然に感謝して、温かな気持ちをもって、明日へと紡いでいきたいものですね。
プロフィール
はせくら みゆき(画家・作家)
画家、作家、教育家。芸術や科学、経済まで、ジャンルに囚われない
幅広い活動からミラクルアーティストと呼ばれる。
とりわけ詩情あふれる絵画は、日本を代表する美術家の一人として、
国内はもとより世界の美術シーンで活躍中。
2017年には芸術文化活動における「国際平和褒章」を受賞。
主な著書に『パラダイムシフトを超えて』(徳間書店)他多数。
一般社団法人あけのうた雅楽振興会代表理事。
オフィシャルHP/https://www.hasekuramiyuki.com